前回も書きましたが、「就活における面接試験で言うべきことは、二つだけである」といった本を読んだことがあります。その二つとは、
☆自己分析
☆志望動機
だそうです。
模擬面接をやってみると、志望動機が正直甘目の方が多い気がします(汗)
その分、ここをしっかりしておけば、面接の通過率がグッと上がります♪
今回は、そんな志望動機作成のコツについて述べていきます。
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回は、基本新卒就活者向けの内容ですが、転職希望の方も一度は確認して欲しい内容となっております。
さて、志望動機です。
これ、自己分析(≒自己PR系)より難しいです。
何故なら、
自己PR ≒ 過去のこと
志望毒機 ≒ 何をやりたいか ≒ 未来のこと
だからです。
過去にあったことより、これからのことを話す方が難しいのは、当たり前なのです(;゚Д゚)
ですので、志望動機を書くのには、自己PRすなわち自己分析をする以上に十分な準備が必要なのです。
今回は、志望動機を考えるための4ステップを紹介します♪
1 ダメな事例
「インターンシップに行って、御社の皆さんがとても親切だった」系なもの。
これ、ダメダメです(涙)
本音のところでは、こう考えても全く悪くないと思いますが、“企業に伝える”志望動機としては、ダメダメなのです。
理由は、こんなところです。
★会社で何をやりたいか分からない → 企業は、それを知りたいはず
★企業をよく調べていない → 深く考えない人と思われる
★どこでも通用する理由 → 深く考えない人と思われる
こんな志望動機で内定が取れてしまう企業は、かえって怪しいのでパスした方が無難でしょう(;゚Д゚)
因みに、親切だったのは、あくまでインターンシップに関係した人達で、他の人達まで親切な人達かは、分かりませよね!?
2 自己分析を先にやる
ステップとしては、これが大切と考えます。
志望動機→自己PRの順番がダメだとは言いませんが、企業情報に引きずられて自己分析が正しく出来ない可能性がありますのでお勧めしません。
なお、自己分析については下記を参考にしてみて下さい♪
3 下調べをしっかりする
志望動機を作成する上で一番大事なステップです。
とにかく徹底してやりましょう!
インターネットでちょろっと調べて終了なんて論外ですし、企業パンフを見て満足なんていうのもお勧め出来ません。
目指すレベルは、“面接官が感心”するレベルです(;゚Д゚)
まあ、大変なのは分かりますが、これが出来ればまず内定です!
以前、私が模擬面接を担当した学生がいました。
その学生の受ける企業は、私が懇意にしていた企業だったのですが、その学生さんは、そんな私以上に詳しく調べていて、模擬面接中に少々驚いた記憶があります。
本番の採用試験でも、最終面接官がそのことを評価したとのことで、しっかり内定しています♪
では、“徹底して調べる”ポイントを3つほど紹介します♪
☆新聞や雑誌を活用しよう
希望する会社が大手なら、新聞や雑誌(経済誌)の活用は効果絶大です。過去記事はネット上で調べられるものがありますし、図書館辺りを工夫するのもいいでしょう。中小企業の場合はローカル新聞を調べるのもありですし、それでも引っかからなければ、同業他社の大手企業をしっかり調べておけばいいと思います。
☆業界本を活用しよう
こんな感じの業界本は、結構参考になります。
志望業界のものは、1冊手に入れるべきでしょう。私も転職の時、この手の本を購入、そこで書かれていたことを“さも偉そうに(笑)”話してきましたが、結構感心されました(汗)。意外にその業界の人でも新鮮な情報があったりします♪
☆同業他社もしっかり調べる
これも大事です。同業他社と比較して、なぜその会社を選んだのか言える必要があります。まあ、その業界ならどこでも良いといった場合もありますが、その時は調べた情報から理論武装しておけばOKです♪
4 調べた情報と自己分析とつなげる
調べた企業情報と自己分析の結果を結び付け、その企業で何をやりたいかとその理由をしっかりまとめましょう♪ やりたい仕事(≒職種)と自分の長所やポリシーなどが結びついていればOKです(^^)
これで、志望動機は完成です。
上記のとおり結構大変なので、自己PRと比較すると見劣りするケースが非常に多いです。
逆を言えば、これがしっかり出来ている方は内定率が非常に上がります。
頑張って、トライしてみて下さい♪
次回は、「過労死と業種」について考えてみます(;゚Д゚)
以上、志望動機についてでした♪
それでは(^^)
(追伸)
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