基本、公務員採用試験には年齢制限がありますから、ミドル世代以降(≒30歳以降)の転職には縁がなさそうに思えます。でも、実はそんなことはありません。
また、ミドル世代が公務員系に転職した場合、安定性以外にも民間企業と比べてメリットがあったりします。私自身40際前後で準公務員(国公立大学法人)に転職した経験がありますので、そこから感じたことなどをまとめてみたいと思います♪
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回のターゲット
転職を考えているミドル世代(30歳以降)方、もしくは将来ミドル世代での転職を考えている方となります。また、公務員系に興味のある方は、なお可となります(笑)。 その他の方は、雑学として読んでもらえれば嬉しいです。
イントロダクション
ヤング世代(20代)の転職では、公務員は人気です♪
民間企業で働いてきて、色々と大変な思いをしてきたのでしょう(;゚Д゚)
そして、公務員への転職が人気なのは、ヤング世代だけではありません。
最近では国の政策(?)で“就職氷河期世代”(≒ミドル世代)を対象とした公務員採用が積極的におこなわれています♪
そして、これが大変な人気で、なかなか狭き門となっている旨、某新聞に掲載されておりました。ただでさえ募集人数自体は多くない訳ですから、大人気となれば更に大変です(;゚Д゚)
では、公務員そのものだけでなく、準公務員(団体職員など)と呼ばれるものまで枠を広げて考えるのはどうでしょうか?
準公務員の場合、そこまで人気でないケースもありますし、公務員のような年齢制限もないものがあったりします♪ 私も、このおかげでどうにかなりました(^^;)
少し話を変えます。
今のところ(汗)、私の最後の転職は40歳頃でした。実は、この頃立て続けに転職しております。
35歳位 派遣系技術職
37歳位 某学習塾
40歳位 某国公立系大学 ← 今、ココ♪
派遣系技術職と某学習塾は、給料激安でした(涙)。原因は、その業界でのキャリアのなさです。
しかし、某国公立系大学においては、“給料激安”ということはありませんでした。
今回は、このあたりの仕組みを考察しつつ、公務員系へ転職するメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
公務員系への転職を考察する
1 異動が多い
公務員系の特徴として“異動が多い”ことがあげられます。
これが“キャリア不足”で給料が買い叩かれないことに繋がっていると考えます。
事務系職種の場合3年程度で異動があることが多いです。“スペシャリスト”よりは“ゼネラリスト”を重視する職場環境と言えます。
実際働いてみても、そこまで“専門的な経験”は必要とされていない感じがします。このことが『“キャリア不足”で給料が買い叩かれなかった』要因だったのではないのでしょうか!?
2 職場環境
1の“異動が多い”と関係の深い話となります。ミドル世代以降で、民間企業に就職すると年下の先輩との関係が上手くいかないことがあったりしませんか!?(;゚Д゚)
公務員系は異動が多いのが幸いし、職場で “先輩風”を吹かす人が比較的少ないと感じます。そういった面で居心地は悪くなく、ミドル世代以降の転職先としては、貴重だったりします♪
3 買い叩く必要がない
そもそも公務員・準公務員は利益団体ではありませんから、必要以上に給料を買い叩いても大したメリットがありません。ですから、人の弱点(私の場合、その業界のキャリア不足)をつついてまで、給料を買い叩くことはしません。
また、公務員系は、基本年齢給がベースですから、これもミドル世代の転職には優位に働きます♪
4 採用数は少ない
まず、民間だろうが公務員だろうが準公務員だろうが、ミドル世代以降の求人を定期的に出す職場はほとんどありません。というか、定期的に出ていたら、まずブラックを疑って良いと思います(;゚Д゚)
ただでさえ少ない求人に更に“公務員”・“準公務員”といった条件を加えれば、求人は圧倒的に少なくなります。
そこで“勤務地域”まで条件をつけると、まず見つかりませんので、その辺りは妥協する必要もあるでしょう。どちらにしろ、長期戦覚悟の必要性ありです。
長期戦の中で“条件のいい民間企業”を探しつつ、“公務員系”が出てきたら、合わせて検討するぐらいのスタンスがいいのかもしれません♪
まとめ
公務員や特に準公務員は、その採用枠は少ないですが、ミドル世代以降の転職には、結構なメリットがあると考えます。その枠の少なさから、これのみを狙って転職するのは難しいかもですが、いいめぐり合いがあれば、積極的にチャレンジすることをお勧めします♪
以上、「公務員系への転職」についてでした。
次回は、「2021年卒の新社会人アンケート、「すでに退職を検討している人」」についての予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
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