なんか、どっかのYoutubeみたいなタイトルになっています(汗)。
さて、今の職場である某国公立大学に勤めて10年が経ちました。
この辺りで、以前勤めていた民間企業との違いをまとめておこうかと思います♪
本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
目次
今回のターゲット
これから就活・転職される方で、公務員(準公務員含む)と民間企業で迷っている方となります。単純に公務員と民間企業の違いに興味のある方も歓迎です♪
イントロダクション
私、40歳位まで様々な民間企業へ転職・経験してきました。そして、約10年前 現在の職場である某公立大学に入職しています。
既に学校法人化されている大学ですので、厳密には公務員ではなく準公務員といった枠になりますが、上司は派遣で来ている公務員ですし、勤務スタイルもほぼ公務員です。
そんな環境で働いてきた10年間ですが、良くも悪くも色々民間企業との違いを感じ続けております。今回は、そんな“違い”について6つほどピックアップしてみました♪
1 経緯と結果、どちらを重視するか(;゚Д゚)
一番の違いは、コレです。
民間企業にいた頃は、“結果”が最重要でした。
まあ、当然と言えば、当然です。
結果がでなければ、利益は出ませんから(;゚Д゚)
公務員は、どうやら違う感じなのです。
“結果”よりも“経緯”に重点が置かれているように感じています。
その経緯の“根拠”(法律やアンケート結果など)がしっかり説明出来るか、といったことが重要視されます。
税金で動いている組織ですから、第3者への説明責任が重要視される結果なのではと考えています。
その分、“結果”への拘りは薄いとも感じます。
利益に直結しないからでしょうか!?
第三セクターの運営がことごとく上手くいっていない原因も、この辺りにあするのではと考えてしまいます(;゚Д゚)
2 予算執行について
年度末に道路工事が増えて、“予算執行のために無理くり工事している(# ゚Д゚)”等と怒っている方いませんか!?
その予算執行についてです。
公務員は原則単年度予算です。
予算を余らせても、単純に翌年度にスライドは出来ません。
そして、公務員自身にも予算執行≒仕事といった感覚もあると思います。
結果、年度内にしっかり予算を執行しきる意識が高くなります。
この解釈が歪むと、“無駄な工事”云々となってしまう訳です(;゚Д゚)
転職して1年目、担当業務を上手くやりくりした結果、予算をそれなりに余らせたのですが(≒無駄使いをしなかった)、何故か注意された記憶があります。
個人的には上手くやり繰りしていたので褒めれらるかなぁ~と思っていたのですが、そんな事はありませんでした(涙)
決められた予算をしっかり使うこと≒いい仕事、って感覚ですね!?
また、予算余らす≒予算積算が適当、って話にもなりますので、とにかく予算使い切りの意識が強いのは、間違いありません。
3 頑張る人と頑張らない人の落差
民間でもある話です。
しかし、公務員の方が、この落差は大きいと思います。
凄く2分化されてしまっている感があります。
頑張る方は、ホント身を粉にして頑張っていますが、頑張らない方はホント見ているだけで恥ずかしいレベルです。
始業時間までに職場の敷地に入っていれば良いと言ってみたり、会議で毎回寝ている方がいたりしました(;゚Д゚)
法律でクビにならないところの悪癖でしょうか!?
因みに、公務員でも特に学校の先生に、この2分化の傾向が強く出ると感じています。
4 給料について
知ってのとおり、基本年功序列です。
それでも、偉い役職につくには、それなりに激しい競争ようではあります(;゚Д゚)
ただ、役職に就かなくても、それなりの給料は貰えたりします。
これが、公務員の特徴の一つであり、上記3「頑張る人と頑張らない人の落差」に影響しているとは思います。
また、業績も給料に反映はされるようですが、民間企業と比べるとその幅はとても狭いと感じます。
5 ルールと人
福利厚生に関するルールはしっかり作られていると思います。
休暇の種類等も豊富です。
ただ、ルール的には親切ですが、人は冷たい(!?)感じがします。
例えば転勤・異動の際にも、あまり(というか、ほとんど)配慮はなく、住居探しも有給とって対応する感じです(少なくとも私の職場は ^^;)。
以前、勤めていた職場は、必ずしもホワイト企業とは言い難い職場でしたが、転勤・異動の際、会社は色々フォローしてくれた記憶があります。
ルールだけ作って、あとは勝手にやれ、といったスタイルと感じています。
まあ、ルール・規則を作るのが、公務員(行政)の仕事なので、仕方のないところなのでしょうか!?
6 異動と離職
公務員は基本、3年程度で異動があります。
このおかげか、今までいた職場よりも人間関係が拗れることが少ないような気がしています。
同じ部署で長く働いていると、所謂お局様的な人が出てきてしまうのですが、仕組み的にそれが出にくいのです。
このことも影響していると思うのですが、私の職場でも離職者は少なめですし、他の調査結果等をみても、一般的な民間企業よりは離職率はかなり低い数字が出ております。
ただ、異動についてはメリットだけでなく、「どうせ3年後には異動だから」ということで、長期的な仕事に責任を持たない感は極めて強かったりします…
まとめ
どっちが良くて、どっちが悪いといったことではないと考えます。
ただ、各々の特徴を把握して、自分に合っているかといった視点で考えてみるのは大事かなぁ、とは思います。
私の場合、「隣の芝が良く見える」なのかも知れませんが(汗)、最近は民間企業の方が合っているような気がしております。
まあ、民間企業に勤めたら、公務員が良いって言いだしそうなのですが(汗)
以上、「民間企業を辞めて、公務員(!?)を10年やってしてみた(笑)」についてでした。
次回は、「大企業のメリットを考える」についての予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
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