ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”を支援しています。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

令和3年7月末の内定率と最近の学生の動向について♪

マイナビの調査によると7月末の内定率は78.7%、内定保有社は2.2社だそうです。

これについて、最近の傾向及び私が勤める大学との比較についてまとめてみようかと思います♪

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本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。

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進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。

みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

今回のターゲット

メインは、次年度以降就職活動をする予定の学生さんです。そして、採用担当者の皆さま方です。

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イントロダクション

マイナビキャリアサーチLabを覗いてみたところ、7月末の内定(厳密には内々定)情報がアップされていました。

https://career-research.mynavi.jp/reserch/20210806_13037/

内定率は78.7%、内定保有社は2.2社/人とのことです。

昨年度の今頃は、コロナ的に全く先が読めない状況でしたが、蓋を開ければ、例年通りだったということでしょうか。

この調査結果について、4つの切り口からまとめてみようかと思います♪

 

1 内定率78.7%について思うこと

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残り約2割です。ただ、まだ公務員組の結果がほとんど出ていないはずです。

それを考慮すれば、民間企業の実質的な内定率はもっと高いと考えます。

すなわち、民間企業への就職希望者の就活は、7月末でほぼ終了しているとのことです。採用期間を約1か月とすれば、6月にはエントリー済みである必要があります。

個人的には、全体的にはそこまで早期化の印象はなかったのですが、採用活動が収束する時期が早くなった印象は強く持っています。次年度以降就活される方は、この辺りはしっかり意識しておいたほうがいいと思います。

 

2 私が勤める大学との比較

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ほぼマイナビの調査と同程度の内定率です。公務員組を除けば、普通に就活していた学生は終了しているといった感じです。学部によって決まる時期は違うのですが(就職先の業種が違うことが大きく影響しています)、7月末ぐらいになると、ほぼ学部間の差もなくなっている状況です。

また、民間企業志望で未内定の方は、

 ・コミュニケーションが苦手

 ・志望業種、職種にとても拘りがある

 ・何の仕事に就きたいか自分でもわからない

 ・活動に真面目に取り組んでいない

等、訳ありな方が多い気がします。

企業側も、その辺りは分かっていますので、この時期以降 積極的に採用を継続することは、ほぼありません。ただ、公務員不合格組には、ポテンシャルが高い学生さんもいますので、ここを狙ってくる民間企業や準公務員などはあったりします。

なお、一部業種は新型コロナウィルスの影響で採用が厳しかったと聞いていますが、幸い私の勤めている大学(理系)には、ほとんど影響はありませんでした。

 

3 過去との比較

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数字的に言えば、一昨年以降に戻った感じです。

将来性があり、人件費的にもメリットがある新卒採用の需要は、相変わらず高いといったところでしょうか。根拠のある話ではありませんが、来年度以降も同様の傾向が続くと考えます。

ただ、Web選考が劇的に増えた等、その選考方法は、コロナの影響で随分変わったと思います。

 

4 最近の傾向

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早期化と分散化にあると思います。

7月末の内定率は一昨年以前とほぼ同じですが、それまでの傾向が少し異なります。

それが、早期化・分散化です。

まず、3月以前の内定が増えています。その分4月の内定率が微減しています。これは、私の勤める大学でも、マイナビの調査でもはっきり出ています。

一部企業は採用を大胆に前倒ししていますので、3月就活スタートでは、全く間に合わない可能性があります。私の大学でも某企業(医療系製造業の開発職)に1月エントリーしようとしたら、間に合わなかったといったことがありました(涙)

ただ、全ての企業が3月以前に採用活動を開始しているといった印象ではありません。地域・業種・職種によって結構差があるようです。

更に、エントリー自体は3月以前だったのに、採用試験期間が異様に長く、内定出しが6月以降だった企業があったことも、例年とは少し異なる印象です。企業側でも、迷走しているところがあるようです(;゚Д゚)

また、上記にも書きましたが、採用活動が収束する時期が早くなっている印象があります。

結果、3月以前から7月末まで、分散して内定が出ている印象です。

内定保有数についても、最近は減少の傾向です。

うちの大学の先生は、学生さんの合理化志向が原因といっております。最近は、極力無駄を避ける傾向が学生さんにあるというのです。その傾向が就活にも現れた結果とみています。

最初に内定が出た企業で就活を終了する学生さんもそれなりにいますので、採用担当者の方は、その辺りは意識する必要があると思います。

 

まとめ

学生さんの立場からすれば、

 ・一部企業の3月以前の採用

 ・採用修了時期の前倒し

が、押さえて欲しいポイントです。

採用担当者の立場とすれば、

 ・内定保有数の減少傾向

は、意識しておくべきポイントだと思います。

 

以上、「内定状況と学生の動向」てでした。

 

次回は、「採用のコツ!?を考える」についての予定です♪

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それでは(^^)

 

(追伸)

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