さて、大それたブログタイトルをつけていますが、私自身採用に関しては、それなりに失敗しております(汗)
“良い人材”を採用するのは、思ったよりもずっと難しいのです(;゚Д゚)
今回は、そういった過去の反省や、セミナー等で学んだことのまとめとなります♪
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回のターゲット
企業等の採用担当者さんです。特に現状、採用に苦労している方に読んで頂きたい内容です♪
また、採用される側、すなわち、これから就活する学生さんが読んでも参考になるかと思います♪
イントロダクション
今の職場で、パート系の職員を採用する立場でいます。採用試験は、書類選考と面接(20分程度)のみです。
ただ、良いと思って採用した方が、
・すぐ辞めてしまう
・仕事が出来ない、真面目にやらない
・回りの人間と上手くやれない
などといった事がありました。
採用を決めたのは私なので、完全に私の責任です(涙)
流石にこれではダメだと思い、某大手企業の人事担当者が講師を勤めている“採用担当者セミナー”に参加する等、色々勉強することとしました。
その結果や、今までの失敗から“失敗しない採用”のコツについて、4つのポイントにまとめてみました。
1 欲しい人材をしっかり想定する
まず、これが大事です。何となく“良い人”では失敗します(涙)
欲しい人材が、全部まんべんなく出来る人でも良いのですが、そんな人はあまりいませんので、空振る可能性も大となります(汗)。
例えば、
・電話応対はしっかり出来る
・PC作業がしっかり出来る
・勤勉に仕事に取り組む
・計算能力が高い
・ルーチンワークが正確にこなせる
・臨機応変に対応する能力が高い
・我慢強い
Etc…
といった感じで、具体的に欲しい要素を明確にします。妥協しすぎてもアレですが、欲張り過ぎると見つからなくなります(汗)。
どこで線を引くかが、採用担当者の腕のみせどころかと思います。
また、今いる社員の方で、「この人と同じようなタイプが欲しい」、「この人と同じタイプは遠慮したい」等といった方法で考えるのも結構アリだと思います♪
2 試験で何を知りたいか明確にする
さて、面接試験で何を知りたいですか? よく“人柄”という話を聞きますが、具体的にはどういった事でしょうか?
これを明確にすることが大切です。
例えば、
・質問に対してレスポンスが早い
・質問に対して、一つ一つしっかり考えて回答する
・回答が極めて常識的である
・回答が極めてユニークである
Etc…
といった感じで、事前にチェックしておきたいポイントを明確にすることが大切となります。その場で“何となく良い人”を探すのは、お勧めしません(;゚Д゚)
また、筆記試験をやるのも良いのですが、これも何を知りたいか明確にすることが大切です。
英語や数学をあまり使わない職場、時事問題をあまり必要としない職場でこれらを試験することは、ナンセンスであります。
また、ここ何年かで重視する傾向が強くなった性格適正検査も良いのですが、過去の採用者の累積と比較する、自社社員に受けさせてその結果と比較する等、明確な分析をしなくては宝の持ち腐れになってしまいます(涙)
3 具体的な事例の応答で判断する
面接試験でのお話です。
私の職場(事務職)の場合、“電話対応が早い”人は、概ねしっかり仕事が出来る印象がありますので、これを聞きます。因みに、電話対応と職務能力の関係に気づくまでにも、結構時間がかかりました(涙)
ただ、「電話鳴ったら、すぐ取りますか」と聞いても、「いいえ」と答える方は、ほぼいないでしょう(;゚Д゚)
その回答の雰囲気(≒言い方)を見て判断してもいいのですが、もう少し手っ取り早い方法もあります。質問をもう少し具体的にしてしまえば良いのです。
例えば、「事務所に10人居て電話が鳴りました。あなたは何番目に反応できますか?」などです。決して“1番目”と答えたから採用という訳ではないのですが、回答のみでなく、その理由をしっかり聞いて、実際に“早い電話対応が出来るか”を判断します。
当然職種が変われば、質問する項目は変わってきます。その仕事で、「出来る人は、まずコレがしっかりしている」的な事例を見つけて、それを具体的に質問していくのがコツです♪
4 適材適所を意識する
基本的には、採用は平等にやらなければいけません。何故かと言えば、法律でそのように決まっているからです(;゚Д゚)
それでも、適材適所はあります。
年齢、性別、体のサイズ(≒腕力)、etc…
門戸は空けておく必要はありますが、それでも適材適所はありますので、それは意識する必要はあると思います。
以前のブログにも書きましたが、例えば私の職場である事務系については、結構な高確率で高齢者は上手くマッチしませんでした(もちろん、例外はあると思いますが 汗)。
採用失敗をさけるためには、事前に適材適所にあった人材をイメージしてくことが大切と考えます。
まとめ
上記のとおり、基本的には“具体化”が大事なこととなります。何となくでは上手くいきません。手間暇かけて、色々具体化していくことが大切と考えます。
以上「失敗しない採用のコツについて!?」でした。
次回は、「良い学習塾の選び方!?」についての予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
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