ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”を支援しています。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

失敗しない“良い学習塾”の選び方について!?

ネットでサラッと調べたところ、中学生の学習塾へ通塾率は50%を超えているそうです(;゚Д゚)。そして、小学生で4割、高校生で3割程度も通塾しているとのこと。

月謝もおおよそ2~3万円と結構な金額がかかる学習塾ですが、皆さんはどうやって選ばれているのでしょうか!?

今回は、“学習塾の選び方”について、スポットを当ててみたいと思います♪

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本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。

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進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。

みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

今回のターゲット

学習塾に通学する生徒さんご自身ももちろんですが、どちらかと言えばその保護者の方がメインになる話かと思います♪

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イントロダクション

私、学習塾に勤めたことがあります。人生で2回ほどです。

1度目は最初の会社を辞めフリーターとして3年ほど、20代でした。そして2回目は今の職場の前に正社員として1年ほど、40歳前後でした。

そんな経験から、結構学習塾の中身は知っているつもりです。

働く立場としては、なかなかブラックな業種ではありましたが(汗)

今回は“働く”立場ではなく、“塾に通う・通わせる”立場で、学習塾について考えてみることにします。といっても、実に海千山千な業界なので、コレといった決め手がある訳ではないのですが、そんな中でも指標になりそうなポイントを4つほど挙げてみました♪

 

1 個別指導か、集団指導か!?

この判断は比較的簡単です。まず、下の図をご覧ください。

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学力(≒偏差値)と人数の関係を示した図です。

この赤丸に囲った部分、すなわち「お勉強が苦手」「とてもお勉強が出来る」な層は、個別指導が向いています♪

学力を伸ばす立場で考えると、集団指導のメリットは“競争”にあります。お互いに競い合うことで学力が伸びる訳です。

しかし、赤丸の層は、競争原理があまり働きません。競い合う人数が少ないからです。また、集団指導は、おおよそ真ん中ぐらいの学生に合わせて授業を展開しますから、授業そのものも合わない可能性があります。

それであるなら、個別指導で、その生徒に合わせて指導してもらった方が、学力が伸びる可能性は大です。

また、金銭面的負荷に言えば

 個別指導 >> 集団指導

ですし、

実は、学習塾の利益的にも

 集団指導 >> 個別指導

なので、お互いに金銭的なメリットは集団指導の方にあったりします。でも、ここはやはり「学力が伸びる」ことを重視して選んだ方がいいと思います。

また、上記図の中央付近の生徒さんは、ほぼ間違いなく集団指導の方が学力は伸びるので、最近の流行り(!?)で個別指導を選ぶのは、色々もったいないと思います。

 

2 進学実績はそれなりに

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ほとんどの学習塾の窓ガラスには「○○○○高校 ○○名」、「○○○○大学 ○○名」って張り紙ありませんか!?

アレは、ほどほどに見る程度がいいと思います。結構、“延べ”の実績であることが多いのです(;゚Д゚)

つまり、とっても賢い子が3校ほど受験して全て合格すれば、

 「A 高校 ○○名+1

 「B 高校 ○○名+1

 「C 高校 ○○名+1

となります。数字なんて、細工すればいくらでも見栄えが良くなるものです(;゚Д゚)。

また、元々賢い生徒さんを難関高に入れるのは、学習塾にとってそれほど難しいことではないのです。大変なのは、“学力を伸ばす”ことなのです。

ですから、「進学実績に意味はない」まで言うつもりは毛頭ないのですが、まあそれなりに見て頂ければいいのではと思います。

要は、生徒さん本人がやる気になる環境か、やる気にさせる先生がいるかが大切だと思います♪

 

3 怪しい文言は無視の方向で(汗)

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「○○○○方法で学力150%アップ」(○○○○の箇所には今一つ意味不明な和製英語やアルファベットが入るパターン多し 笑)みたいな広告見たことありませんか!?

基本、あれは無視の方向でいった方がいいと思います。

少し考えれば分かることですが、そんな便利な方法があれば、その学習方法が世の中のスタンダードになっているはずです。そうはなっていませんよね!?

あれは、学習塾経営者の独り言程度で考えておくのが無難かと思います(汗)

 

4 体験授業は実際に担当してもらえる方で!

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何だかんだで、学習塾は担当してもらえる先生に依存するところが大きいのです。「組織力に意味はない」までは言いませんが、組織より個人の影響の方が大きいのは間違いないと思います。

ですから、下手に自宅から遠い大手学習塾を選ぶよりも、近所の学習塾の方がいい場合もあります。

その判断のために、まずは体験授業に参加しましょう!

ポイントは入塾してから実際に教えて貰える可能性が高い先生の授業を受けることです。ぜひ、事前に確認してください♪

そして、体験授業の中で、

 ・学習指導力

 ・“やる気”にさせる能力

 ・講師の熱意

などを確認するのがいいと思います。

そして、出来れば速攻で学習塾を決めてしまうのではなく、複数の学習塾を比較して決めるのがいいと思います。決して、安い買い物ではありませんので。

また、せっかくいい先生と巡り合えても、その先生が大学生だったりすると近いうちに辞めてしまう可能性が高いので、出来ればその辺りの確認もしておきたいところです。

まあ、学習塾業界はそれなりにブラックなので、社員の方も直ぐに辞めてします可能性もありますが(私のその一人でした 汗)。

因みに、「社員=学力が伸びる」、「アルバイト=学力が伸びない」なんてことはありません。学力を伸ばせるかは、あくまで個人の資質ですし、社員は教室運営で忙しいですから、“良い”アルバイト人材の方が、上手く指導できるケーズも珍しくありません。

 

まとめ

過剰な宣伝は無視して、足で比べるのがいいと思います。ポイントは直接教えて頂く先生と生徒さんが合うかどうか、実際に体験授業を通して判断するところかと思います。同じ学習塾でも、教室が違えば全く別物とお考え下さい♪

 

次回は、「職場としての学習塾とは!?」についての予定です♪

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それでは(^^)

 

(追伸)

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carr2fp@gmail.com