新卒、中途問わず、現在の就職活動におけるスタイルの一つとなっているのが、就職・転職エージェントによるあっせんです。
ただ、ネット上には、やたらその関係の広告がアップされますし“何だか怪しい!?”って思っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、私の実体験を通して就職・転職エージェントについて考えてみることにします♪
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回のターゲット
就職・転職エージェントで転職・就職を希望している方はもちろんですが、どちらかと言えば“就職・転職エージェントって何?”といった方向きの内容かもしれません!?
イントロダクション
40歳前後の転職時、なかなか上手くいかず人生で初めて転職エージェントサービスに登録しました。
結果、“あなたのキャリアでは紹介出来る仕事はありません”といった素敵なご返答を頂き、お付き合いは終了しました(涙)
まあ、今にして思えば私の傷だらけのキャリアでは、当然の反応とは思いますが(汗)
そんな事がありましたので、転職エージェントには、個人的にあまりいい印象を持っておりませんでした(汗)
また、現在の職場(某国公立大学の就職課)でも、就職・転職エージェントとのお付き合いがあり、難儀している学生の求人あっせんを頼んだりしておりました。“難儀している”学生のお世話を頼んでいたこともあって、なかなか上手くいかなったりしました(涙)
さらに、就職・転職エージェントを使っていた企業の採用担当の方とも、色々お話したことがあります。企業の方も、就職・転職エージェントには色々言いたいこともあったようです(;゚Д゚)
ですので、
・自分自身が使ってみた
・学生のあっせんを頼んでみた
・実際採用した方の意見を聞けた
といった、3つの異なった立場での接点があります。
このような立場から、就職・転職エージェントのメリット・デメリットを考えてみます。
ただ、あくまで私の場合ですが、結果上手くいっていないことが多く(涙)、やや批判的な要素が強いかもしれません(汗)
あくまで私の場合の話で、私見でありますから、ご参考程度に読んで頂ければと思います♪
【メリット】
1 自分の知らない求人に会える
やはり、最大のメリットはこれだと思います。中にはオープンになっていない未知の求人もあるそうです。
2 手間いらず!?
エージェントが色々仲介してくれますから、自分一人で活動するよりも手間がかからないと思います♪
また、新卒の就活でも、引っ込み思案の学生には結構有効な手段として機能しているようです。
【デメリット】
1・エージェントを使わなくても決まるときは決まるし、決まらないときは決まらない
個人的にこう考えています。特に、私が仕事として対応している新卒学生に関しては、そのように思います。
正直、大学生は現在“売り手市場”ですから、やるべき事をやれば普通に決まります。求人の量も十分あります。
上記の通り“引っ込み思案”の方にはメリットはあるのですが、本来は“引っ込み思案”を直して就活に臨むのが本筋なのではないのでしょうか。
また、色々な面で“難儀”な学生は、エージェントを通しても“難儀”な就活になるのは変わりはありませんし、私のような“年齢+キャリア”に問題がある場合はマッチングは出来ないのです(涙)
このような経験からエージェントの利用と内定出来るかといったことの相関性は、さほど高くないのではと考えております。
2 責任の所在
個人的にですが、就活の面接試験で見られるポイントの一つは、“責任感”かと思います。
特に正社員で採用するのであれば、下手な業務遂行能力より大切なのではと考えます。
そこで、就活の企業選びが“人任せ!?”なのは疑問に思わなくもないです。
“人から紹介されたけど、そこから自分でしっかり精査して選んだ”といったプロセスがあればなんら問題はないのですが、そのプロセスが曖昧な方は、私が採用担当であるなら遠慮したいと考えるかもれません(;゚Д゚)
3 お金の問題
某企業の方から聞いた話です。就職・転職エージェント経由で採用が決まると、結構な金額をエージェント側に支払うことになるそうです。その金額は、もちろんエージェントによって異なるはずですが、私が聞いた額は“結構な額”(サラリーマンの年間ボーナス額ぐらい)でした(;゚Д゚)
そこから、派生する2つの事項について述べてみます
1)入社難易度があがる!?
全ての企業がそうである訳ではないと思いますが、このようなことを企業の方から言われたことがあります。「お金を払っているので、それなりのレベルでないなら採用しない」とのことでした(;゚Д゚)
因みに、その企業はリクルーター経由で採用した方が、すぐに辞めてしまい怒り心頭だったりしていました(汗)。まあ、面接して採用を決めたのはリクルーターでなく、その方自身なので、リクルーターが悪いなんてことはないのですが…。
2)リクルーターも必死です!?
1回の売り上げが大きい訳ですから、リクルーターは必死です。本人に悪意がなくても、望まない求人をマッチングしてしまうこともあります。これ、私が勤めている大学であった話となります。
普通に学生の方から“この職種は希望しません”と言えば何ら問題はなく、それでも勧めてくるエージェントはほぼいないと思います。
ただ、中には大人しい学生もおり、それで悩んでしまって大学に相談に来る学生がいるのも事実だったりします。
しっかり断れない性格の方は、リクルーター経由の就活は向いていないのかもしれません!?
4 大小乱立、もっている求人の内容は違う
リクルーターの仕事は、機械や建物といった資本がなくても開業出来ますから、結構大小乱立しているイメージがあります。
もちろん、持っている求人の内容は違うと思われますから、エージェントを使うのであれば、複数のエージェントを同時併用、求人を比較検討しならが進めるのもいいかもしれません!?
因みに、話はそれますが、”特定派遣業”の業界もこれに近いものがあったりして、特定派遣業に関しては、大手の方が明らかに良い案件を持っている印象があります♪
まとめ
エージェントは、もはや就活活動の一つの手段です。
ただ、当然メリットがあれば、デメリットもあります。それだけに頼らず、他の手段と併用して使うのがいいと思いますし、上記で書いた通り使うのであれば、複数のエージェントを併用・比較しながら就活するのもありかと考えます。
まあ、個人的には“使わなくても決まるときは決まる”し、やたら広告にお金をかけているイメージがあって(あと自分の体験的なこともあり)あまり好きとは言えない業界なのですが、そんな考えはもう古いのか知れませんね!?
以上、就職・転職エージェントについての私見を述べてみました。
次回は、「就活・転職の相談先について」の予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
本ブログでは、扱って欲しいテーマを募集しております。
ご希望のある方は、ぜひ下記までメール願います♪
carr2fp@gmail.com