前回、フリーターだった頃のお話をブログに書きました。
フリーターになったきっかけは、最初に勤めていた会社をパワハラ(!?、当時はそんな言葉ありませんでした ^^;)で辞めたことです。
随分昔のことではありますが、パワハラの実例として自分自身の経験を振り返り、その時どうすれば良かったのかを考えてみることにしました。
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回のターゲット
今回も雑学系です(汗) ですので、特段ターゲットとかはいないのですが、個人的にはこれから就活する学生さんには、読んで欲しいと思っております。
あと、現在パワハラで悩んでいる方など。
実際、メディアで色々なパワハラ事例が紹介されておりますが、基本マスコの報道って微妙な(!?)フィルターがかかっていると思います(汗)。ですので、そういった記事とは、少し異なるベクトルの内容になるかと思いますので、参考の一つとしてはいいのではないでしょうか!?
イントロダクション
パワハラの影響は恐ろしいものです。今回のお話は、もう30年も前のことですが、私にとっては未だトラウマですし、その後遺症は今でも感じることがあります(涙)
パワハラを避けようと思っても完全に回避が出来るものではないのでしょうが、回避の確率や、対応いかんでその後の影響は少なく出来ると思います。正直、あまり思い出したくはないお話なのですが、そんな気持ちで今回のブログを書いております。
さて、前回の記事にも書きましたが、新卒でオーディオメーカーの子会社に入ります。当時、バブル経済の末期ではあり、完全な売り手市場だったので、大した企業研究等をしなくても、あっさり内定が出ます。
今、思うとこれが失敗だっだのかもしれません(涙)
実際、面接試験でも入社後、私のパワハラ上司となる方と面接をして、“やばそうな人だなぁ~”なんて思いながらも、大して考えず入社しています。
あの時、一考していれば私の運命は大きく変わっていたのでしょうか!?
それでは、当時を振り返ってみます。
1 新規開発案件に配属される
3か月の研修後、新規開発案件に配属されます。何故、新規開発だったかというと、既存の社員が新規開発に回ると売り上げが落ちるからだそうです(;゚Д゚)
もちろん、配属を決めたのは、“パワハラ”上司です。
ですので、初めての仕事なのに、どの先輩に相談しても「キャリえもん君の仕事のことは、分からないよ(涙)」って言われました。新卒で、いきなり誰にも相談出来ないような状況となります;゚Д゚)
今なら、ある意味気軽でいいやって思うかもしれませんが、当時はこれが精神的にきつかったのです(涙)
2 パワハラ上司
当たり前といえば当たり前ですが、上記のような状況ですから、仕事は順調に進みません。ここで、色々なパワハラを受けます。
ただ、私と同世代の方と話すと、この程度は結構普通にあったとのこと(;゚Д゚)
ろくでもない時代だったのかもしれません…。
では、その一部を紹介します(涙)
・色々な暴言
「倒れても大丈夫だ。俺が引きずり起こしてやるから!」
「仕事終わらなければ、死ね」
Etc…
・ごはん食べている最中(当然休み時間)に「仕事しろ」って机蹴られた
他にも色々あったはずですが、思い出したくないので、この辺りで…。
当時は、「こんなの一生続くなんて考えられない!」って思って絶望していました(涙)。ただ、ここまで酷かったのは、私のサラリーマン人生でもこの時だけでした。
一番ひどい状況が、一番精神的にもろい新卒時に当たってしまった訳です(涙)
3 やってないことになった残業
当時 その会社は、売上に対して出来る残業時間が決められており、絶対に赤字にならないシステムとなっておりました。まあ、これ自体も色々問題がありますが(;゚Д゚)、今回はもう少し突っ込んでみます。
私が担当していた仕事は、先方の理由で3つのフェイズに分割されていました。フェイズ1については完全な黒字、フェイズ2・3については微妙な赤字、トータルでは完全な黒字でした。私の先輩にはフェイズ2・3は多少の赤字は構わないと言われていたのですが、パワハラ上司のところで、ばっさり残業がなかったことになりました(;゚Д゚)
当時はお金よりも時間や休みが欲しいと思っていたのですが、これだけ仕事してもそれに見合った見返りがないって事実が、やる気も削っていくことになります。
4 長時間残業
これもきつかったです(涙) ピーク時には残業時間が200時間/月あったかと思います。
徹夜仕事や休日出勤がデフォルトです(;゚Д゚)
それでも、まだ仕事が順調に進んでいれば精神的には良かったのですが、新規開発案件ということもあり、全くそんなこともありません(涙)
夜中の3時頃、PC前で手が止まり絶望していたことを、今でも覚えています。
この仕事は一応完結を迎えましたが、引き換えに精神はボロボロになります。
5 最後の出向
上記の仕事から2年経ったくらいでしょうか!?
某大手メーカーに出向します。詳細は避けますが、かなりレベルの高い仕事でした。
回りの方からは、「こんなのどうやって実現させるの?」って良く聞かれました。
正直、「そんなの俺に聞くなよ」って思ってました。
また、現場では出向先の偉い人が、「ここは私が開発した特許を使えばいい」的なこと言われましたが、そんな技術は知りません(;゚Д゚)
この出向には、私と先輩1名がおりましたが、そんな状況のためか(!?)、気が付けば先輩はフェイドアウトしておりました。
ある意味、羨ましかったです(汗)
自分の職場と出向先のプレッシャーは日々強くなっていきます。長時間労働・休日出勤・出口の見えない仕事が、確実に私を追い込んでいきました(涙)
6 逃げ出した
ついに逃げ出してしまいます(涙)
簡単にいうと、失踪です。
この時のことは、あんまり覚えていないのですが、適当なところで自○しようかなって思っていたはずです。
もちろん、回りは大騒ぎになっていたそうですが;゚Д゚)
この時のことは、30年経った今でも、完全なトラウマとして残っています。
7 どうすればよかったのか?
この手の話の結論として、「そんなに辛かったのなら、もっと早く辞めればよかったのに!」って意見をよく聞きます。
でも、本当に精神的に追い込まれている時は、そんなまともな判断は出来ません。
大事なのは、本格的に追い込まれる前に、誰かに相談することです。
相談先については、少し前のブログにアップしていますので、参考にしてみて下さい。
また、「辞めたら迷惑になるから、辞められない」って思わないことです。誰かに迷惑をかけずに生きるのは不可能ですし、“生きるための”仕事ですがら、無理に頑張り過ぎて本末転倒になったら、取返しがつきません。
ただ、ある程度頑張らなければ仕事は進みませんし、逃げ癖がついても状況が悪化するだけというのも事実です。
どこまで頑張って、どこで諦めるかというのは、回りが何と言おうと自分自身を守るために考えておいた方が良いと思います。
まとめ
どの職場でも大なり小なり、このような話があると思います。大事なのは、正常な判断が出来るうちに回りに相談することだと思います。
そして、もうダメだと思ったら、回りの迷惑は考えずに退職することをお勧めします(;゚Д゚) その周りの方々は、きっとあなたを救ってくれませんし、その引き換えに30年も残るトラウマを持つことになるかもしれません(涙)
まあ、私の場合 生き残っているだけマシなのですが…。
今回は、かなり重い話となり、申し訳ありませんでした(涙)
以上、パワハラで会社を辞めたお話でした。
次回は、「2022年卒の内定率が9割を超えました(;゚Д゚)」の予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
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