さて、当ブログですが、「就職、採用、進学」がテーマと謳っている割に、就職系の事ばかり扱っております(汗) まあ、ネタ的に豊富なのが“就職”なので、必然的に増えてしまうのは仕方がないところではあります。
しかし、“採用”に関しては、かなり悩んでいる担当者が多いようですので、この辺りで“採用”に関して、扱っていきたいと思います♪
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
【目次】
今回のターゲット
基本的には、中小企業等で採用に関わる方々です。その他の方も雑記としては面白いと思いますので、ぜひお目通し下さい♪
イントロダクション
仕事柄(某大学の就職課に勤めていました)、採用担当者からお話を聞くことは多かったのですが、採用について不満の声を聴くことが多々ありました。特に中小企業の担当者から多かったように記憶しています。
具体的には、こんな感じです。
・募集をかけても人が集まらない
・マイナビやリクナビに高いお金を払っているのに効果が見えない
・雇っても直ぐに辞めてしまう
いずれも、なかなか厄介な問題です。ただ、中小であれ大企業であれ、“企業”としてしっかり魅力があれば、やり方次第で上手くいくと考えます。
今回は、この辺りをテーマに話を進めていきます。
なお、“企業”として全く魅力がなかったり、それ以前に“真っ黒”だったりするのは、まずそこを直してからの話となりますので、あしからず(汗)
1 どんな人が欲しいか思いっきり具体化しましょう!
四の五の言わず、まずはココです! ここが不明確だと、全て上手くいきません。システムが設計段階でミスっていては、実装段階でフォロー出来ないのと同じです。
まずは、理想像で構いませんので、欲しい人材のイメージを固めます。
例えば、良くあるのが“コミニケーション力がある”といった人材像ですが、ここで止めてはダメです。
聞き上手なタイプ、話上手なタイプ、両方がバランスしたタイプ、積極的なタイプ、しっかり他人をフォローできるタイプ、etc…。
単にコミニケーション力といっても、色々ある訳ですから、この辺りをしっかり詰めます。
まあ、”何でもできる人”でも構いません(汗) ただ、ハイレベルで何でもできる人は、絶対数が限られますから、このケースでは実際にはオールマイティで欠点が少ない方を探すことになるかと思います。
とにかく、しつこいようですが、欲しい人材を具体化することが、最重要なのです!
まあ、これが面倒な場合は、今いる社員で最も優秀な方と同じタイプの人材を採る!って方法もありますが(汗)
いずれも、“勘ピューター”に頼っていては、良くないとお考え下さい(中には、凄い“勘ピューター”の持ち主がいるのも事実ですが、今回はこういった特殊例は除いて話を進めます 汗)。
2 “必要”な試験を設定しましょう
よくあるのが、次の二つの試験です。
・筆記(SPI等の基礎学力)
・面接
ここで考えて欲しいのが、「その試験で“何を”見定める」です。当然ではありますが、この“何”は上記1で具体化したものです。
例えば、特段基礎学力を問わない職であればSPIは不要ですし、事務作業のスピード&正確さが確認したければクレペリン検査が適当な訳です。
また、面接試験も、“何”を見定めるかで、その質問内容が大きく変わってきます。
何が言いたいかと言えば、“試験”を漠然とやってはいけないということです。特に過去の慣例で、漠然と引き継がれている試験については、早急に見直すのが良いと思います。
これで、入社後のアンマッチが防げる確率がグンとあがります。効果てきめんですよ♪
3 受験母集団の形成に必要なことは?
さて、中小企業の一番の悩みどころです(;゚Д゚)
1で欲しい人材を定め、2で適切な試験を設計しても、採用試験に誰も来てくれなければ話は始まりません(涙)
だから、企業は高額を支払ってマイナビやリクナビに登録するのですが、そこでは著名な大企業とのガチンコ勝負となります。登録したからって、人が集まる保証はありません。
そこでお勧めの方法があります。
地元の専門学校や大学の就職課を回ることです。
しかも1回きりではダメです。何度も通い(最低年4回が目安)、担当者に顔を憶えて貰ってください。
そうすれば、次第に学生を紹介して貰えるようになります。“ウソ~”って思うかもしれませんが、ベテランの採用担当者は、これを上手く使います。ここに学校推薦なんかも上手く混ぜていけば、より効果的です。
また、かかる費用も交通費程度なので、コスト的なメリットもあります。
ただ、この方法のデメリットとして即効性はありませんので、中長期的に行動していく覚悟が必要かと思います。
因みに、地元出身者を採用する方が離職率も低くなる傾向がありますから、その面でも地元の学校から採用するメリットがあります。
まとめ
しっかりした企業なら、上記の3点を抑えてもらえれば概ね上手くいくと考えます。あとは、各々の内容を詰めていけばいいのですが、興味があれば当相談所のオンライン無料相談をお使い頂ければ相談にのります♪
あと、おまけですが、給料や休日等については、新卒の相場にしておくこともお勧めします。極端に高い必要はありませんが、極端に低ければよい人材は当然集まりませんので(;゚Д゚)
以上、新卒採用のコツについてでした。
次回は、「超人気企業の求人票をチェックしてみました」の予定です。
それでは(^^)
(追伸)
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