オートバイで有名なヤマハ発動機ですが、なんと社員に一律5万円の“インフレ手当”を支給するとのことです( ゚Д゚)
ヤマハ発動機が「インフレ手当」、国内全社員に一律5万円…日高社長「処遇も重要」 : 読売新聞オンライン
羨ましい限りです。
さて、こんな素敵なことをやって頂けるヤマハ発動機ってどんな会社なのか気になりませんか? 私は、とても気になりました♪ ですので、求人情報等を通して、果たしてどんな会社なのか、チェックしてみることにしました♪
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
【目次】
今回のターゲット
ヤマハ発動機に興味がある方はもちろん、優良企業の求人がどんなものか見てみたい就活前の学生さんにはお勧めです。
さらに、静岡県近辺にお住まいの転職希望者にもお勧めです。中途採用も、定期的にやっているぽいので♪
イントロダクション
オートバイで有名なヤマハ発動機ですが、このインフレ景気を憂き「インフレ手当」として、社員に一律5万円を支給するそうです( ゚Д゚)
なんと羨ましい(汗) ぜひ、どっかの政府にも増税ばっかりしていないでマネして欲しいものであります。
さて、そんな素晴らしい振る舞いをおこなっているヤマハ発動機ってどんな会社なのでしょうか? よく、こういったパフォーマンス的なことをやる企業って、よくよく調べてみると実は”ブラック”だったりすることもあったりします(汗)
さて、ヤマハ発動機は大丈夫なのか、新卒や中途の求人情報を通してチェックしてみたいと思います。
なお、企業情報は有価証券報告書、リクナビ2023の情報、中途情報はリクナビNEXTの情報を参照しております。
1 企業概要です
1955年設立、東証プライム上場の知らない方はいないと思われる大企業です。また、主力のオートバイの売り上げ規模は、世界第2位を誇るグローバル企業でもあります。
さて、有価証券報告書から、主な従業員データをピックアップしました。給料といい、平均年齢、平均勤続年数といい、素晴らしいとしかいいようがない値になっていますので、ぜひご覧下さい( ゚Д゚)
・資本金:861(億円)
・従業員:10,160(名)
・平均年齢:43.8(歳)
・平均勤続年数:20.3(年)
・平均年収:726(万円)
このあとの、求人チェックが楽しみになってきました♪
2 採用規模
まず、新卒採用です。ここ3年間は200~300人程度を採用しています。比率にすれば、2~3%です。厳選採用といえますが、少なすぎるかと言えばそんなこともなく、適当に人員代謝もおこっていそうな、いい塩梅かと考えます。
次に中途採用です。リクナビNEXTをみたところ、R4年12月25日現在の採用情報はありませんでしたが、10/27締め切りの求人が1件(オープンポジション/人事、法務、内部監査、広報、建築士、SCM)、12/15締め切りの求人が1件(ドローン、無人ヘリコプターの回路設計/組込・制御設計)ありましたので、定期的な中途採用もありそうな感じです。静岡在中の転職希望者は、まめにチェックしておいた方がいいでしょう♪
3 採用職種
大企業らしく、募集する職種も豊富です。簡単に分類すると次の職種を募集しております。
・総合職【技術系】
・総合職【事務営業系】
理系も文系も採用対象となりますので、専攻分野にかかわらず魅力的な就職先となるかと思います。
また、上記1で紹介した中途採用情報も1件は技術系、もう1件は事務系と中途採用でも募集職種が豊富なのは、嬉しいところです♪
4 給料
まず、新卒(大卒)の初任給です。新卒の給料は、安すぎず高すぎずが良いと考えます。
ヤマハ発動機はこの条件にマッチした、理想的な金額だと思います。
・月給:214,000円 ※基本給:214,000円
しかも、どっかの企業と比べて、全額基本給と、文句のつけようがありません♪
また、中途採用情報に掲載されている給料の事例も魅力的です。
・900万円/40歳(月給41万円+賞与+各種手当)
・720万円/35歳(月給35万円+賞与+各種手当)
・650万円/30歳(月給30万円+賞与+各種手当)
他の会社ならば「適当に、100人に1人いるかどうかの好事例を紹介しているだけしょう!?」って疑うところですが、有価証券報告書に乗っている平均年収が726(万円)ですので、これは信じていいのではと思います( ゚Д゚)
5 勤務時間
フレックスタイム制をとっていますが、適当な運用はしていないっぽい感じで記載されています。
・標準労働時間(1日):8時間
コアタイム:10:15~15:00
フレキシブルタイム1:8:00~17:00
フレキシブルタイム2:8:45~17:30
また、月平均所定外労働時間は10.6時間と少な目でありますが、少なすぎってことでもなく(少なすぎですと、逆に今ひとつ信用できなかったりします 汗)、結構理想的な値だと思います♪
6 年間休日数
週休2日制、年間休日:121日と、言うことはありません。
年間休日は120日を超えているかが、一つの目安でいいと思います。110日以上で問題なし、120日以上で言うことなし、130日オーバーでスーパーホワイトってところでしょうか!?
7 有給取得日数
平均で15.8日/年となんと15日をオーバーしています。これは、スーパーホワイトな値といっていいでしょう♪
目安としては、10日以上で言うことなし、15日以上はスーパーホワイトってところだと思います。
ちなみに、5日以下は法令違反となります( ゚Д゚)
8 離職情報
なんと、しっかり記載されています。リクナビ等を利用している大企業のほとんど(言い過ぎ!?)は、この欄は未掲載なので、本当にこれは素晴らしいと思います。
また、値も文句のつけようのない低離職率です♪
・2020年度 188人 0人 100.0%
・2019年度 244人 1人 99.5%
・2018年度 278人 2人 99.2%
また、冒頭で紹介したとおり、平均年齢が43.8(歳)、平均勤続年数が20.3(年)と、上記の低離職率を裏付けており、信用できる値であると思います♪
まとめ(追記で5段階評価あり)
ぶっちゃけて言いますと、求人情報にある数字は、ほぼ完ぺきです。いろいろな企業の求人を見ましたが、間違いなくトップクラスと言い切っていいと思います。
やはり、「インフレ手当」支給は伊達じゃなかったようです( ゚Д゚)
また、嬉しいことに新卒の中途も、理系・文系共に狙える職種があるところも高評価です♪
ヤマハ発動機に興味がなくても、この求人情報は見る目を養うために、一度を目を通してみる価値があると思います。
ただし、どんなに求人情報が良くても、仕事が楽ってことはありまんし(逆にこういった企業の方が厳しいと思います)、過労死等が発生しない保証もありませんので、その辺りの自己防衛は必要かと思います( ゚Д゚)
※追記(2023.7) 5段階評価
☆☆☆☆☆(言うことなしです)
正直、チェック出来る範囲では文句のつけようがありませんでした( ゚Д゚) もし、人生やり直せるなら、しっかり勉強してヤマハのエンジニアになりたいと本気で思ったくらいです(笑)
以上、ヤマハ発動機についてのお話でした♪
なお、2022年の更新は、今回でお終いです。ブラック企業やら、過労死やら、少し暗めな話題を扱うことが多い当サイトですが、年末に明るい話題を扱えて良かったです♪
さて、次回は年末年次を挟んで、「大学生に人気の業界と中途状況」についての予定です。
それでは(^^)
(追伸)
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