ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”を支援しています。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

ストレス耐性と業種の選択について考えてみました♪

悲しいかな、現在社会の仕事とストレスは切ってもきれないものです。

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国もその認識はあるようで、対応の一つとして、平成25年には労働者が50人以上いる職場に「ストレスチェック」が義務づけられました。ただ、それ以降も精神障害の労災認定件数が減っているようには見えません。

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※令和2年度「過労死等の労災補償状況」

ただ、上記グラフを含む厚労省の資料を見るとストレスの大きいと思われる業種も推定出来ます。率直な所、ストレス耐性が低い人はこういった業種は避けた方が無難なのではと考えてしまいます(;゚Д゚)

https://www.mhlw.go.jp/content/11402000/000796022.pdf

といったところで、今回はストレスと業種について考えていきます♪

 

本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。

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進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。

みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

今回のターゲット

労働者全般に読んで欲しい内容となりますが、特にストレス耐性に自信がない方には目を通して欲しいと思っております。

 

ントロダクション

上記にも書きましたとおり、国としても“仕事とストレスの問題”は認識しているようです。ただ、これに限った話ではありませんが、制度を作っても実情が追いついていないのが現状ではないでしょうか!?

私の職場でも、ストレスチェックはやっていますが、まさに「やっておしまい」感が強く、本来一番重要なはずの、その後のフォローがありません(涙)

多分、そんな職場は多いのではないでしょうか!?

やはり、基本的なスタンスとして、自分の身は自分で守るといった考えが大切なのではと思ってしまいます。

今回は、仕事とストレスをテーマにして、いかに自分の身を守っていくかといった視点で話を進めていきたいと思います。

 

1 ストレス耐性とは何でしょうか?

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私も専門家ではないので、あんまり厳格な説明は出来ないのですが、簡単に言ってしまえば「ストレスに対してどのくらい適応、対処、耐えられる」のことです。

また、ストレス耐性は二つのタイプがあるとのことです。

一つは本来ストレス要因であるものを、そのように感じないタイプです。これは、どうやら、先天性の要素が大きいとのこと。

もう一つは、ストレスに対する対処行動がしっかり出来ており、ストレスをあまり溜め込まないタイプの人とのことです。前者と違って、この対処方法を身に付けることは訓練次第で定着出来るとのこと。

因みに、この“ストレスに対する対処行動”ことをストレスコーピングといって、主に次の二通りがあるとのことです。

・要因そのものに働きかけ、解決を図ろうとすること

例:対人関係が原因である場合、相手の人に直接働きかける

・要因そのものではなく、考え方や感じ方を変えようとすること

例:対人関係が要因である場合、自分の考え方や感じ方を変える

また、簡単にストレスチェック出来るホームページもいくつかあります。マイナビストレスチェックテストのURLを貼っておきますので、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。

ストレス耐性チェック! 簡単な診断であなたの耐性をテストしてみよう | マイナビ 学生の窓口

 

2 ストレス耐性と採用の関係について

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仕事にストレスはつきものです。そして、ストレス耐性があまり低い方を採用すると早期離職に繋がることは、採用担当も分かっています。

早期離職は雇用側、労働側にとってもマイナスにしかなりません。ですから、採用時に指標として、ストレスチェックの結果を用いる企業は、ここ10年ほどで増えていると感じます。

ですから、ストレス耐性の低い方は、上記のストレスコーピングが必要と考えます。まずは、自分自身のストレス耐性を認識すること、ストレスコーピングを意識するだけでも、随分違ってくるのではと思います。

 

3 解決方法を考える

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上記で『自分自身のストレス耐性を認識すること、ストレスコーピングを意識する』と述べましたが、自身だけでなく働く環境も意識してあげた方がいいと思います。

特にやりたい事が決まっているのであれば言うことはないのですが、自身のストレス耐性が低いのが分かっているのであれば、敢えてストレス高めと分かっている職場は選ばない方が無難と考えます。

 

4 ストレスフルな業種Best3です(;゚Д゚)

厚生労働省の調査(精神障害の請求件数の多い業種)の結果が、こちらです。

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1位~3位は請求件数が3桁とぶっちぎりです(;゚Д゚)

1位 社会保険社会福祉・介護事業(275件)

2位 医療業(209件)

3位 道路貨物運送業(101件)

特に医療・福祉系が抜き出ているのが、この調査結果ではっきり分かります。ストレス耐性が低い方は、避けた方が無難な業種と言えると考えます。ただ、自身が本当にそれをやりたいのであれば、反対するもではありませんが…。

 

まとめ

ストレス耐性については、

・自分自身に係る要因

・職場に係る要因

があります。

職場のストレスは、転職の要因になることも多いと思いますが、転職の際には自身のストレス耐性と業種についても一考してみるといいかと思います。

 

以上、ストレス耐性と業種の選択についてでした♪

 

次回は、「求人票が来ない!?」についての予定です♪

 

それでは(^^)

 

(追伸)

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