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通信業で新卒3年離職率が好対照なNTT西日本とソフトバンクの求人・勤務条件を比較してみました♪

さて、ここ最近は情報通信業をテーマにしておりますが、今回は通信業の大メジャー企業、NTT西日本ソフトバンクの求人・勤務条件を比べてみます♪

本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。

進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

【目次】

 

今回のターゲット

超大企業の求人・勤務条件に教務がある方、通信業に興味を持っている方にお勧めです♪

 

イントロダクション

さて、今回は“通信業”がテーマです。

ピックアップする企業は、CSR企業総覧(上場企業及び未上場大企業が対象)にある“通信業”に当たると思われる企業のうち、新卒3年離職率が低め(4.5%)なNTT西日本と、高めだったソフトバンク(18.9%)となります。

因みに、親会社であるNTTの新卒3年離職率は4.9%とあまりNTT西日本と変わりませんが、同じくNTTの子会社であるNTT東日本の新卒3年離職率は7.5%とやや高め(といっても1桁なので、絶対的には全く高くはないです 汗)となります。

また、ソフトバンクのライバル(!?)、KDDIは7.2%とソフトバンクと比べて約半分の新卒3年離職率だったりします(汗)

それでは、本題に入りますが、今回のデータの参照元は、リクナビ2024、マイナビ2024、duda、有価証券報告書、各社ホームページおよび大枚はたいて購入したCSR企業総覧(約2万円 ( ゚Д゚))となります。

また、回答時期の違いや集計方法の違い(!?)が原因かと思いますが、情報ソース毎で数値が異なるものが何点かありましたが、基本CSR企業総覧の値を掲載しています。

 

1 企業概要です

今回比較する企業の概要となります。

1)NTT西日本

正式名称は“西日本電信電話”、NTT(日本電信電話)の地域通信事業をNTT東日本と共に請け負っている非上場の大企業となります。
・設立    :1997年
・資本金   :312,000(百万円)
・従業員数  :1,500(名)
 [‘21年度] 
・経常利益  :141,500(百万円)
 [‘21年度] 

また、NTTグループの主な事業分野と人員配分は次のとおりです。
・総合ICT事業                13.9%
・地域通信事業               20.8%
 →NTT西日本はここ
・グローバル・ソリューション事業
    57.6%
・その他(不動産、エネルギー等)
     7.7%
上記のとおり、NTTグループの主力事業は地域通信事業からグローバル・ソリューション事業(SI、ネットワーク等、主力会社はNTTデータ)に移っているようです。
時代ですね!?

2)ソフトバンク

ソフトバンク”及び“ワイモバイル”でお馴染みの企業です。
ソフトバンクグループは、ヤフー、LINEやペイペイなど非通信業もブイブイ言わせていますが、ソフトバンク株式会社はコシューマ&法人向け事業を担う企業となります。
・設立    :1986年
・資本金   :204,309(百万円)
・従業員数  :18,929(名)
 [‘21年年] 
・経常利益  :526,760(百万円)

また、主な事業分野と人員配分は次のとおりで、バランスの良い人員配置かと思います。
・コンシューマ向け事業 33.2%
・法人向け事業     31.5%
・全社(共通)       35.3%

さて、両社の比較をしていきます。

設立年度に関しては、両社とも“民営化”の流れの中で誕生した企業ですから、企業規模の割には新しめとなります。

資本金はNTT西日本、従業員数はソフトバンクが大きく上回ります。

ここで、従業員数に関して補足をしておきます。
NTT西日本ですが単体では1,500名程度、グループ会社と合わせると23,000名、親会社であるNTTの連結ベースでみれば34万人弱(!)となります。
一方、ソフトバンクも連結ベースの従業員は5万人弱、親会社であるソフトバンクグループの連結ベースですと6万人弱となります。

そして、経常利益はソフトバンクが大きく上回ります。
ソフトバンクと言えば“赤字”報道を結構耳にしますが、連結ベース&単体ベースでも赤字にはなっていませんでした。
ただ、親会社(持株会社)であるソフトバンクグループで赤字を計上したりはしておりますが(汗)

 

2 採用規模

次に、この2社の採用の規模についてまとめます。

1)NTT西日本

・(新卒)311名(-%)
    [‘21年年度]
・(中途)  82名(-%)
    [‘21年年度]

ここで補足をしておきます。
採用人数のデータは分かったのですが、母数(≒従業員数)についてはっきりしませんでした(汗)
グループ採用をおこなっていることが原因かと思いますが、CSR企業総覧、ホームページ等の値が整合しないのです(涙)
ということで、採用比率に関しては未掲載としましたので、ご承知おき下さい_(._.)_

2)ソフトバンク

・(新卒)435名(2.3%)
    [‘21年年度]
・(中途)598名(3.2%)
    [‘21年年度]

では、両社の比較をしていきます。

まず、新卒採用についてです。
当相談所では企業を知る上での重要な要素の一つと考えています。
多すぎても(離職率が高い!?)、少なすぎても(採用が失敗している or 人事が活性化していない!?)あまり良くないと考えており、業界・業種で大きく異なるものではありますが、2~10%程度が妥当では と考えております。

そういった意味では、ソフトバンクの採用比率は適当といえます。
ソフトバンクは分かりません(涙)

次に中途採用ですが、NTT西日本は新卒の1/4程度と結構一般的な割合、ソフトバンクは新卒よりも多く採用しており中途採用を重視している企業といえます。

従来の日本型企業であるNTT西日本、新興企業らしいソフトバンクと考えていいなのではと思います。

 

3 採用職種

次に、この2社の採用職種についてまとめます。

まずは、新卒(大卒)の採用職種からです。

1)NTT西日本

・総合職
 コンサルティング営業、
    マーケティング
 サービス開発、応用的研究開発、
 ネットワークエンジニア、
 フィールドエンジニア、
 システムエンジニア
 経営管理など

2)ソフトバンク

・総合職
  ビジネスコース
  エンジニアコース
・アソシエイト職(≒一般職!?)
  ビジネスコース
  エンジニアコース
・販売職

NTT西日本は従来の大企業らしく総合職一発、ソフトバンクは新興企業らしく職種とコースが細分化しています。

次に中途採用です。
まず、NTT西日本ですが、dudaに4件の求人がありました。
主な職種については、次のとおりです。
・アナリスト
・プロジェクトマネージャー

一方、ソフトバンクですが、99件(!)のも求人がありました。
意外にも販売系が多い印象です。

 

4 給料

次に、この2社の給料についてまとめます。

1)NTT西日本

・初任給(大卒) :250,000(円)
 ※全額基本給

・平均年間給与   :8,234,000(円)
 [‘21年度]
・30歳平均賃金 :304,100(円)

2)ソフトバンク

・初任給(大卒) :
  総合職 247,000(円)
   基本給 233,000(円)
  アソシエイト職209,000(円)
   基本給 195,000(円)
  販売職 210,000(円)
   基本給 196,000(円)
・平均年間給与   :8,084,320(円)
 [‘21年度]
・30歳平均賃金 :313,300(円)

まず、新卒初任給です。当相談所では、初任給は安すぎても、高すぎても適当ではないと考えております。
car-emon.shop
その点では、両社とも適当な範囲といっていいと思います。
また、NTT西日本は全額基本給、ソフトバンクも基本給率が高く、この辺りも高評価です。
また、ソフトバンクは新卒でも職種によって金額が異なっており、この辺りも“らしい”と思います♪

平均年間給与ですが、両社とも800万円オーバーと大企業としても大変素晴らしい金額です。
この年間平均給与ですが、ある一定以下の企業は色々と問題があることが多いのですが(汗)、この2社に関しては全く問題ないと言っていいでしょう♪

また、30歳平均賃金も、年間平均給与から見ても不自然な感じがなく、この辺りの印象も大変良いです♪
ちょっと怪しい(!?)企業ですと、平均年間給与が低い割に30歳平均賃金が異様に高かったり、不自然なことがあったりしますので(汗)

 

5 勤務時間

次に、この2社の勤務時間についてまとめます。

1)NTT西日本

・勤務時間: 9:00~17:30
 ※一部シフト制あり
・平均残業時間:21.6時間/ 月

2)ソフトバンク

・勤務時間:
 総合職/アソシエイト職
 9:00~17:45
 ※スーパーフレックスタイム制あり
 ※シフト勤務・交替制勤務あり
 (エンジニアコースで勤務の場合)
 販売職
  シフト勤務
・平均残業時間:27.0時間/ 月

まず、勤務時間です。
仕方のないところではありますが、職種によって色々分かれています。

当相談所的には可能であれば、固定時間勤務の職をお勧めしております。
「長く勤める」ことを考えた場合、固定時間勤務>>ローテーション勤務(変形労働制を含む)と考えて間違いありません。
体への負担が全く異なりますので。

次に残業時間です。
NTT西日本ソフトバンクも、平均が20時間オーバーと、大企業としては“やや多め”な印象があります。
まあ、問題って程ではりませんが(汗)

 

6 年間休日数

次に、この2社の年間休日数についてまとめます。

1)NTT西日本

週休2日制(4週8日)
 [年間休日:―]

2)ソフトバンク

週休2日制 [年間休日:126日]

両社とも週休二日制ですが、職種によっては土日祝勤務があると思います。

当相談所としては、可能であれば土日祝休みが望ましいとは思っており、子育てや趣味(友人と時間が合わなくなる)が、より充実するかと思っておりますので。
まあ、気にしない方は気にしないので、そこまで細かく考える必要はないのかもしれませんが(汗)

また、日数ですがソフトバンクは126日と大変立派、NTT西日本については記載はありませんでしたが、まあ問題はないかとは思います(汗)

 

7 平均有給取得日数

次に、この2社の有給取得についてまとめます。

1)NTT西日本

・18.5日(付与日数20.0日
 、取得率92.4%)[‘21年度]

2)ソフトバンク

・13.8日(付与日数19.6日
 、取得率70.1%)[‘21年度]

NTT西日本は18日オーバーと大変素晴らしい値となってました♪

一方ソフトバンクも13.8日と、NTT西日本と比べれば若干見劣りしますが、全く問題ない値です。

なお、年間有給取得数ですが、下記を目途に求人票を見て頂ければと思っております。
・15日以上 素晴らしい!
・10日以上 全く問題なし
・ 5日以上     問題なし
・ 5日未満  多分、法令違反!?

 

8 離職情報等

次に、この2社の新卒3年離職率離職率、および平均年齢・平均勤続年数についてまとめます。

1)NTT西日本

・新卒3年離職率:5.4%
(’19年月採用222名中12名が離職)
 ※マイナビリクナビに記載なし
離職率 :3.5%
・平均年齢:45.5(歳)[‘21年度]
・平均勤続年数 :23.1(年)
 [‘21年度]

2)ソフトバンク

・新卒3年離職率:18.9%
(’19年月採用名444中84名が離職)
 ※マイナビリクナビに記載なし
離職率 :3.5%
・平均年齢:40.5(歳)[‘21年度]
・平均勤続年数 :13.1(年)
まず、新卒3年離職率です。

NTT西日本は1桁台と大変素晴らしいです♪
一方、ソフトバンクも「通信業で離職率高め」といった条件でピックアップした割には10%台と全く問題ない新卒離職率だったりします(汗)
大手通信業は、全体的に新卒離職率低めなのかと思います。

なお、この新卒3年離職率ですが、政府が公開を進めているものであり、両社ともCSR企業総覧に記載はあったものの、大学生等が直接目にするマイナビリクナビには記載がなくここは少し残念ではありました。

次に単年離職率(新卒以外含む)ですが、両社ともに3.5%とこれも問題ありません。
なお、新卒離職率との比較といった意味では、ソフトバンクの方が平準化されており、NTT西日本は新卒3年以降で離職率が“やや上がる”傾向があったりします。

次に平均年齢ですが、全職種の平均年齢が40歳台前半(R4年度賃金構造基本統計調査)ということを考えれば、NTT西日本はやや高め、ソフトバンクはやや低めと企業カラーとマッチした結果となってます。
まあ両社とも問題は全くないかと思います。

最後に平均勤続年数ですが、NTT西日本は電力会社並みの20年オーバー( ゚Д゚)!、ソフトバンクも全職種平均とほぼ同様の13.1年とこれまた問題ないかと思います。

 

9 おまけ(不祥事等)

とにかく不祥事を起こす企業(個人もですが 涙)は、繰り返すことも多いですから、この辺りはしっかりみておいた方がいいと思います。
なお、Googleで軽くサーチしているだけなので、ここで引っかかってしまうのは色々問題があるかな、とは思っています(汗)

1)NTT西日本

Googleでは引っかからなかったのですが、ウィキペディアを見てみると出てきてしまいました(涙)
個人的には、程度としてはそれほど悪いとは思わないのですが(汗)、今後の動向は気にしておいた方がいいとは思っています。

・個人流出
Request Rejected
・談合
西日本電信電話 - Wikipedia

また、休職者に関しても記載があり、次のとおりとなります。
・休職者 29名(1.9%) [‘21年度]
母数を単体従業員数の1500名とすれば、1.9%と若干高めな記もしますが、この休職者数がグループ計の可能性もありますので、割合に関してはなんとも言えないところであります。

2)ソフトバンク

こちらも、Googleではなかなか引っかからなかったのですが、ウィキペディアを除いたところ、結構わんさか出てきてしまいました(涙)
ちょっと“コンプライアンス”に関しては弱い感じありでしょうか!?

・採用方法に関する問題
  入社前に営業をさせ、その実績を
  入社試験に反映させていた
 (労働基準法違反の可能性あり)
・信用情報の誤発信
     スマホのローン購入の誤情報を
  日本信用情報機構に発信
・申告漏れ
・おとり広告
・機密情報のロシアへの譲渡
・5G技術不正持ち出し
・部長らによる詐欺事件
ソフトバンク - Wikipedia

また、休職者についてもしっかり記載がありました。
・休職者 207名(1.1%) [‘21年度]
約1%と問題ない値ですが、大企業としてはもうすこし低くてもいいかもとは思います!?

 

まとめ(5段階評価付き)

いずれも、「長く勤めることが出来る就職先を探そう♪」をポリシーとする当相談所の評価であり、絶対的な評価ではありませんので、そこはご理解下さい。

なお、両社とも基本情報公開はしっかりしており、そこは高評価でした。

それでは、まとめです。

NTT西日本 ☆☆☆☆(お勧め)
不祥事以外(これ自体はマイナス評価となります)、悪い要素はありませんでした。
また、情報公開自体はしっかりされているのですが、その情報がグループなのか単体なのかあやふやな所があり、若干評価が難しいところもありました(涙)
これらを踏まえ最高評価から☆を一つ落として、☆☆☆☆(お勧め)としています。
が、やはり素晴らし会社かと思います♪

 ソフトバンク ☆☆☆(普通)
新卒3年離職率が大企業としてはやや高め(!?)とも思えますが、NTT西日本同様データ的には概ね問題ないと思います。
ただ、こちらは不祥事が多すぎる気がします(涙)ので、このあたりを考慮して☆二つを減点して“普通”とさせて頂きました(汗)

みなさんは、どう評価しましたでしょうか?

以上、離職率が異なる通信業2社の求人・勤務比較についてでした。

次回は、「大手端末販売業2社ベルパークとコネクシオの勤務・求人条件を比べてみよう」の予定です。
それでは(^^)

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