さて、久々の採用担当者向けの内容となります(汗)
就職課勤務の身としましては、企業の採用担当者様とお話する機会が結構あるのですが、色々と悩みは多いようです。
今回は、最近の学生さんの気質から「新卒採用のコツ!?」について考えてみました。
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
さて、採用担当者は、どんな悩みを持っているのでしょうか?
良く聞くものをあげてみます。
1 人があつまらない
2 興味を持ってもらえない
3 内定辞退者が出る
1「人があつまらない」というのは、一番手ごわい悩みかと思います。
一般的な知名度が低いBtoB企業、特に中小企業にとっては、かなり難儀な話です(涙)
大手リクルートサイトに大枚払って求人を載せたところで、待ち構えているのはメジャー企業との採用ガチンコ勝負(;゚Д゚)
お金だけ失って、身が何も得られないといったケースも多いと聞きます。
一つの解決方法として、マメに地元の大学等に顔を出すことをお勧めします♪
もう、露骨なぐらいやるのがコツです(;゚Д゚)
就職課の担当者に顔と名前を、ゴリゴリ憶えてもらうのです(^^;)
相手も人間です。
こういった事を続けることで、先方からの相談事も出てきます。
この手法は、速攻性はありませんが、コストはさほどかかりません。
また、中長期的な効果も期待出来ます。
昔の刑事ドラマではありませんが、“足で稼ぐ”って感じです。
と、ここまでは、どちらかといえば、イントロダクションとなります。
本題は2「興味を持ってもらえない」と3「内定辞退者が出る」の対応です。
これは、一回以上企業を見て貰えた結果、逃げられている訳です(涙)
しかし、一度は“見て貰えている”以上、まだ対策が講じられる訳です。
この解決については様々なアプローチがあると思いますが、今回は最近の学生さんの気質的なところに注目して話を進めます。
学生さんに“何故その企業を選んだの?って質問を良くします。
これで多い回答が次のようなものです。
☆雰囲気が良かった
☆担当者がいい人だった
少々意外ですが、こんな感じの回答が結構あるのです。
ここから、仮説を立てます。
学生さんは、生まれて初めて就活をします。
それまでは、幼稚園~大学の間、生徒や学生と呼ばれる身分で、人生のほとんどを過ごしています。
しかし、ここから先世界はガラッと変わる訳です。
本人が意識している・意識していないの差はあると思いますが、不安の要素が大きいのではないでしょうか!?
それが、「雰囲気が良かった」や「担当者がいい人だった」に繋がっている気がするのです。
ですから、不安を取り除くような行動をすること、不安を煽るような行動をしないことが、2「興味を持ってもらえない」や3「内定辞退者が出る」の対策になるのではと考えます。
では、考えていきます。
☆不安を取り除く
これが、今回のタイトルにも入れた「構ってあげる」ことになります。
電話でもメールでもLINEでも構いません。
まめに連絡を入れることが大事です。
目的は、“ほっておかれる”感を出さない事ですから、内容はさほど重要ではありません。
もう、メル友になるつもりで頑張りましょう♪
★不安を煽らない
もう、これは上記の逆で“ほっておかない”ことです。
忙しいし、大した用もないかもしれません。
ただ、ほっておいた期間、確実に心が離れていっているかもしれません(;゚Д゚)
頑張りどころかと思います♪
また、採用期間が長いのもNGです。
これ、結構不安感を煽る行為です(;゚Д゚)
同様に採用期間が短すぎるのも良くありません。
“ちゃんと選考してもらえているのかしら?”って不安になってしまいます。
ですので、採用期間は1.5か月を目途に実施するといいと思います♪
以上、今回は最近の学生さんの気質から、その対応についてまとめてみました。
採用のご参考になれば幸いです。
とはいっても、採用の本質は企業の魅力をPRすることです。
ですから、採用担当者様が、ご自身の企業の魅力をどれだけ語れるかが最大のポイントになります。
今回のお話は、それが出来た上での事となりますので、ご承知おき頂ければと思います。
次回は、「面接試験で言ってはいけないこと」についてお話する予定です。
それでは(^^)
(追伸)
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