「面接試験がなかなか通らないです!」といった相談を受けることがあります。
パッと見に問題はなく、会話も普通に出来る人の場合、「言ってはいけないこと」を言っているケースがあります。
今回は、そんなお話です。
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回は、新卒で就活をしている方、もしくはこれから就活生になる方向けのお話です。
ただ、転職組でも、面接試験が苦手な方は参考になると思いますので、ぜひ読んでみて下さい♪
まず、就活における面接試験の特徴を押さえましょう♪
今まで”入試”で経験した面接試験は“減点NG方式”、就活で見られれている面接試験は“加点OK方式”なのです(;゚Д゚)
何のことやらわからないと思いますので、説明していきます。
大学生や短大生、専門学校生は、それまでに“入試”の中で面接試験があったはずです。
しかし、学校といっても利益団体(?)です。
学生さんが入学しなければ、つぶれてしまいます。
基本入学させたいといったスタンスです。
ですので、面接試験は大きな減点がなければ、基本大丈夫なのです♪
企業に入るための面接は違います。
お金を払うのは、企業ですから、将来会社の発展や利益に貢献出来る能力がある人材のみ入社させれば良いのです。
即ち、面接試験はとれだけ加点出来るかがポイントになります。
どれだけ自分を売り込めるかが重要なのです。
言い換えれば、就活の面接は“自分を商品に見立てた営業活動”に他なりません。
少し、話をそらします。
ここに、1本のボールペンがあります。
あなたは、このボールペンを売る営業マンです。
さて、何と言って売りますか?
ただ、「ボールペン、100円です。買って下さい」といいますか?
それとも、「このボールペン、発色もとても良いですし、グリップも滑りにくくストレスフリーで使いやすいです。なんと、100円です(^^)」といって売りますか?
当然、後者の方が売れる可能性が高いはずです。
ものを売るには、そのものの特徴をしっかり押さえておく必要があります。
また、逆に「インクはすぐに切れますが、100円で買って下さい」って営業する人はいませんよね!?
ものを売るときに、商品の短所をすすんで言う営業マンはいないはずです。
ただ、面接試験だと、このようなことを言ってしまう方がいるのです(;゚Д゚)
例えば、
「センター試験の点数が良くなかったから、今の大学を選んだ」
的な回答です。
そんな話を聞かせても、あなたの評価が上がることはありません。
なんでも、正直に答えれば言い訳ではないのです。
いかに自分を売り込むか、考えることが大切です。
十歩譲って、どうしても「センター試験の点数が良くなかったから、今の大学を選んだ」といった回答しか思いつかなかったら、それでも構いませんが、必ずフォローが必要です。
例えば、
「でも、今の大学は教育が充実しており、今は選んだことは後悔していない」等です。
とにかく、マイナスの印象で会話が終わることは避けるべきです。
と、偉そうなことを言っていますが、私は転職試験の面接試験のとき「私はいい奴だから、なんでも正直に答えれば面接試験なんて楽勝♡」という考えを実践して全滅した経験があります(;゚Д゚)
大丈夫です。
今、面接試験が上手くいってない方でも、やることをしっかりやってコツを掴めば、上手くいきます。
では、その“やること”とは、何なのでしょうか?
これが自己分析なのです♪
上の事例でボールペンを売るためには、ボールペン自体のことを知らなければならないといったことを述べました。
面接試験も同じなのです。
あなた自身を売り込むためには、あなた自身のことを知る必要があります。
また、ただ自分自身を知るのではなく、他人に客観的な説明が出来ることが重要となります。
これを可能にするのが、自己分析なのです。
私が見ている限り、学生さんで自己分析が好きな人は少数派のような気がします。
(私の勤めている大学が理系だから!?)
自分のことぐらい分かっている、といったところでしょうか!?
ただ、客観的に自身を説明出来るには、しっかりした自己分析が不可欠だと考えます。
(自己分析の具体的な手法については、次回お話します♪)
自己分析が出来ていないと「自分のセールストークが出来ない→言うべきことが見つからない→言ってはいけない事をいってしまう」といった負の連鎖反応がおきかねません(;゚Д゚)
ですから、言ってはいけない事を言わないためには、自己分析を面倒くさがらずやることが大切なのです♪
また、“面接試験で言ってはいけないこと”といった意味では、
「自分が成長したいから、この会社を選びました」
的な発言も避けるべきだと思います。
これは、相手(企業)の立場を考えて欲しいといったことです。
企業は学校では、ありません。
あなたを成長させるためにある訳ではないからです。
学校と異なり、お金を払っているのは企業なのです。
あなたは、企業にサービスを提供する側なのです。
ですから、せめて、この手の発言をするならば、
「自分を成長させ、御社に貢献の発展に貢献します」
的な言い回しが良いのではと考えます。
このように面接試験では、単に質問に答えるだけでなく、
・自分を売り込む
・マイナス印象の発言は極力さける
・相手の立場を考える
といったことが必要ですし、ここから大きく外れる発言は、NGワードに繋がる可能性がある訳です。
以上、「面接で言ってはいけないこと、その考え方について」のお話でした♪
次回は、上で述べました通り「自己分析のやり方」についてお話する予定です。
それでは(^^)
(追伸)
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