大学4年生も修士2年生も就職活動をしながら、研究活動もしなければならないので大変です。学部4年生は先生方も手心を加える感じはしますが(!?)、修士2年生には、それなりのものを求めてきます。
また、学生さん側も、ほとんどの方が“しっかり研究したい”といった理由で大学院に進学します。
今回は、この辺りの“抜け道”的な(?)お話となります♪
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回のターゲット
今回は、かなりニッチな層です。大学院進学希望者で公務員希望、しかも勤務地にはこだわらない方が対象のお話となります(汗)。この層以外の方は、雑談として読んで頂けれればと幸いです(^^;)
イントロダクション
学部で言えば3年、修士で言えば1年の夏休みから、“インターンシップへの参加”といった感じで就活が始まります。
そして、内定が出る5~7月あたりまで続く訳です。
もちろんその期間の中で、就活のボリュームは濃淡がありますが、かなり長い時間拘束されます(涙)
また、冒頭で書いたとおり、学部4年生・修士2年生は、卒業・修了論文の作成でなかなか大変です。特に修士の場合、それなりのレベルのものが求められます。
そこで、情報提供です。
大学4年生のうちに公務員試験に合格して、その権利を保留。大学院2年間は研究に没頭出来る方法があったりします。私が知っているのは2パターンですが、その内の一つは、合格率・採用率も結構高かったりします(;゚Д゚)
今回は、そんな方法を紹介します。
学部4年生で公務員合格、修士終了後公務員になる方法
1 国家公務員
国家公務員は、ざっくり分けますと一般職と総合職(俗にいう“キャリア”組)があります。
国家公務員の試験は独特です。
上記のとおり、最終合格=採用ではなく、採用候補者名簿に登録されることを意味し、そこから官公庁訪問した省庁に指名(?)される形で採用となります。
【一般職】
上記のとおり、合格後3年間採用候補者名簿に掲載されます。つまり、合格の権利を3年間保留出来ることを意味します。ただし、“採用はおおむね2022年4月”(受験年度の翌年)とも書かれています。
【総合職】
総合職の場合も、一般職と同様です。ただ、総合職の場合、試験が院卒者と大卒程度試験に分けれていますので、学部4年生時点で受験できるのは“大卒程度試験”になってしまいますので、要注意です。
このように仕組み的には、合格の権利を3年間保留出来るのですが、私の周りには、この制度を使った方はおりませんので、どのくらい有効な手段のかは?だったりします(汗)。
また、エビデンスはないのですが、合格保留した場合は、よほどでない限り採用候補者名簿の上位に登録されない的な話を聞いたこともあります。
2 北海道庁
地方公務員では珍しく、北海道庁でも国家公務員と同じような制度をとっています。
ただし、技術系区分に限るとのことです。
北海道庁の場合、「学部で試験合格→修了後採用」は私の回りで実績のある話で、試験に合格すれば、ほぼ採用となるようです。
また、試験自体も他の都道府県と比べると緩い感じます(個人的な所感ですが ^^;)。絶対公務員になりたい方には、お勧めかもしれません。
では、何故こんな特殊な制度を実施しているのでしょうか?
これも、エビデンスがない話で恐縮なのですが、北海道庁は他の地方公務員と比べ離職率が高いといった話を聞いたことがあります。広大なエリアの異動が大変といった理由だそうです。また、本州とは比べものにならないくらい厳しい気候も影響しているかもしれません。
そんな背景もあり、受験者確保もより積極的になる必要があったのではないのでしょうか?
このように、色々考えるべき要素もあるのですが、制度としては「学部で試験合格→修了後採用」がある訳です。納得できれば、利用を検討してみるのもいいかもしれません♪
以上、「大学院でしっかり研究活動しながら、公務員になる方法」についてでした。
次回は、「優良な中小企業の探し方」についての予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
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