政府が再来年(24年卒)の就活ルールを発表しました。どうやら、現状キープのようです。
就活、現行ルールを維持 24年卒、選考6月から(共同通信) - Yahoo!ニュース
ここ数年同様、広報活動は3月、選考活動は6月、内定は10月以降となっております。
最早守っている企業を探す方が難しいルールではありますが、それでもこういったルールを設けること自体は賛成だったりします。
今回は、この辺りのお話を中心に述べていきたいと思います。♪
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
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今回のターゲット
これから就活する方には、ぜひ一読して欲しいと思います。
また、そのご家族の方にもご参考にして欲しい内容です。
イントロダクション
就活ルールは、過去何度も変更されていますが、ここ数年は現行ルールで固定されています。
理由は色々考えられます。
一つは、企業側の対応です。ルールをコロコロ変えてしますと、体力が厳しい中小企業は対応しきれません。ルール変更は、ただでさえ有利な大手企業に更にアドバンテージを与える格好になります。
また、学校側への影響も大きいです。大学の場合、卒業研究のスケジュールに大きく影響しますし、教育実習や留学等への影響もあります。
しかし、有形無実化したルールが現状維持でいいのでしょうか!?
私個人の意見としては“やむなし”といったところです。
今回は、この理由と現行ルールの注意点について述べていきます。
1 守っている会社は、ほぼないと思います(;゚Д゚)
まず“広報活動は3月”を守っているところは、ほぼありません。実質、大学生なら2・3年生で実施されるインターンシップが“広報活動”のようなものになっています。
また、数年前までは“採用活動”(!)は3月スタートって感じで、企業側でもそれなりに意識していたようですが、今ではそれも薄れてきていると感じます。
まあ、そもそも数年前までは、国でなく経団連が決めたルールでしたが、経団連参加企業ですら守っていないルールでしたから(;゚Д゚)、こんなになるのも仕方なしでしょう。
公務員でさえ、採用前倒し(?)しているところがあったりしますし(;゚Д゚)
2 それでも必要だと思います♪
私、このルールって、道路の速度表示のようなものと思っています。
正直、制限速度を厳格に守っている自動車って、ほとんどいないと思うのです。でも、だからといって無くしてしまえといった議論にはなっていないと思います。
ある程度の箍(たが)をつけておかないと、全くの無秩序になってしますからだと考えます。
自分の家の前の道が、アウトバーンみたいになっては困りますよね!?
これと一緒で就活ルールも、ある程度の箍は必要だと思っています。言ってしまえば、目安としてのルールが必要だということです。
3 学生さんは要注意です(;゚Д゚)
「目安として就活ルールがあり、実際はそれなりに前倒しで動いていく」、毎年採用活動を行う企業側は、それでいいかも知れません。
しかし、学生側は”常に初めて“の就活です。学生自身がしっかり情報収集するか、学校等がしっかり指導してあげなければ、大事なタイミングを逃してしまう可能性があります。
注意しましょう♪
また、タイミングの話で言えば、業界や業種・地方によっても随分違います。
やはり、情報収集がとても大切ですし、前倒しで活動出来る準備が大切と考えます。
4 公務員の採用試験は遅いですが、仕掛は早い必要があります♪
比較的このルールを順守している公務員ですが、仕掛が遅くても良いってことはありません。公務員になるには“筆記試験”対策をしっかりやっておく必要があります。
どの程度必要かは、その方自身の基礎学力に関わるところですから何とも言えませんが、一般には、大学生の場合3年生の夏休みにはスタートする必要があると言われています。
まとめ
形骸化したルールですが、それでもある程度の秩序を守るのに役立っていると考えます。ただ、ルール通りに動いていないことを把握しておかなければ、企業・学生共に不利益を被りますので、注意が必要です。
以上、「24卒 就活ルール」についてでした♪
次回は、「パナソニック工場で起こった過労死問題」についての予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
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