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22卒の内定率が9割になりました、その残り1割ってどんな人!?

リクルートの調査では、9月1日時点で22卒の内定率が9割となったそうです。

就職プロセス調査(2022年卒)「2021年9月1日時点 内定状況」 | 就職みらい研究所

私の感覚では、「8月8割、9月9割」がスタンダードでしたから、今年もほぼ例年どおりだった訳です。

逆から見ますと、例年この時期に1割の学生さんが未内定のままということです。

私の勤め先の某地方大学でも、例年こんな感じです。

今回は、この方達にスポットを当ててみます(;゚Д゚)

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本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。

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進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。

みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

今回のターゲット

これから、就活を始める学生さんがメインとなります。

人の振り見て我が振り直せ、ということで参考にして頂ければと思います。

 

イントロダクション

例年1割程度の学生さんが、この時期でも未内定のままです。

このように書くと、この1割は“かなり問題がある”学生さんのように思えますが、意外にそうとは限らなかったりします(;゚Д゚)

ほぼ例年「何故、今 未内定なの!?」って学生さんがいます。能力的(基礎学力、対人能力)に問題がなく、性格的にも素直なタイプです。

今回は、この層の特徴を中心に話をすすめていきます。

 

1 内定しない理由は就活してないからです(;゚Д゚)

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一番の理由はこれです。当然ですが就活していなければ、また活動していても活動量が極端に少なければ、決まるはずはありません。

就職する気はあるのに就活しない!?、この不思議な現象の原因を考えてみます。

1)アルバイト

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アルバイトが忙しく、就活出来ていないパターンです。これには2パターンがあります。

一つは、生活の問題でアルバイトを沢山せざるえない対応です。一見仕方ないように思えますが、このパターンの方は、実はスケジューリングが苦手なタイプが多く、同じような環境でも上手くやっている学生さんはいます。どちらかと言えば、アルバイトを理由に就活したくないって感じと見て取れます。

もう一つは、バイト先がブラック企業でシフトから抜けられないパターンです。このケース、まず、学生さんが“とてもいい人”で断る事が、苦手な場合がほとんどです。まず、そのバイトを辞めるため、色々な人に相談した方がいいです!

このタイプは、就活さえ始められれば、あっさり決まるパターンが多いです。

 

2)研究に夢中!?

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大学の研究に夢中!?なタイプです。そこまで好きなら、大学院に行けばって思うのですが、大学院の進学は眼中にない人でこのような行動をとる方もいます。

理由としては、アルバイトと似ていて、

・就活をやらない理由として

・先生に頼られて、仕方なく

といった例がほとんどです。

 

3)ストレス

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就活の同時並行している卒論等のストレスで、就活が出来なくなってしまうパターンです。特に、真面目で責任感が強いタイプが、このケースに当てはまることが多いです。

この場合、まずはしかるべき相談相手(心療の専門家って意味です)に相談した方がいいです。

個人的には、1回就活を止めることをお勧めします。このタイプは、本来非常に優秀なタイプが多いですから、仮に卒業までに就職が決まらなくても、第2新卒枠であっさり就職出来るケースも多いです。

まずは、心の問題を解決することが最優先かと考えます。

 

4)なんとなく面倒

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こんな理由で、活動していない学生さんもいます(;゚Д゚)

単純な面倒くさがり屋さんです(汗) 4年生の8月くらいに初めて就職課に現れたりします(;゚Д゚)

しかし、意外なことにこの層は、思いのほか真面目で素直だったりします。このパターンは10月前後に内定が出るケースがほどんどです。ただ、もっと早く活動していれば、もっと条件のいい企業に入れた可能性が非常に高いので、もったいないなぁ~といった思いはあります。まあ、自業自得と言えば、その通りなのですが…。

 

2 やはり問題ある学生は残る

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当たり前ですが、やはり“問題のある”学生さんも未内定のままです。ここでいう問題は、次の2点です。

1 超内向的

2 めちゃ上から目線

今回のメインテーマではありませんので、特に補足しませんが、このケースは“ブラック企業”以外に内定は出ないと思っています(;゚Д゚)

 

3 この時期以降の内定先とは!?

大手企業は採用活動を終了しています。しかし、人材募集に苦しんでいる中小企業の場合、採用活動が終わっていても試験を受けさせてくれるケースがあります。一回、学校の就職課に相談してみることをお勧めします。

また、特定派遣業は、遅くまで採用活動を継続しているところがあるので、これを狙います。特定派遣業については、次回のブログでまとめる予定です。

公務員も町村レベルや県庁等が追加募集しているケースがありますので、学力に自信があればこれを狙います。

 

4 どうすれば良かったのか

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早めに就活を始めることです。ここでいう就活とは企業に行くことだけでなく、その前の自己分析や企業研究を含めた話です。

また、この障害になりそうなアルバイトや学業があったらうまくスケジューリングすることです。たいがい何とかなりますし、何とかなりそうもなかったら、早めに色々な方に相談してみて下さい。

 

まとめ

この時期でも就職出来ないことはないのですが、全体的に企業の採用活動の終了する時期が早まっていると感じます。選択肢は、狭くなります。

当然、選択肢は多い方が良い訳ですから、早く動き出した方が圧倒的に吉かと思います。

 

以上、この時期の未内定者の傾向について考えてみました。

 

次回は、「特定派遣業への就職」の予定です♪

 

それでは(^^)

 

(追伸)

本ブログでは、扱って欲しいテーマを募集しております。

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carr2fp@gmail.com