ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”を支援しています。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

卸売業大手145 社中平均勤続年数が好対照な2社、キャノンマーケティングジャパンとアイスコの求人・勤務条件を比較してみました♪

さて、ここのところは「卸売業」テーマでブログを執筆しております♪
前々回は新卒3年離職率に注目、高かった企業と低かった企業で求人・勤務条件を比較してみましたが、今回は平均勤続年数に注目して好対照な結果となった2社の比較をしていきます♪

本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。
当相談所では「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”をオンラインにて支援しています。
気になる方は、下記ホームページまでアクセスしてみて下さい♪
sites.google.comホームページには、今までおこなった企業チェックのリンクほか、就職・転職に役立ちそうなことを色々まとめてあります。
一見の価値ありですよ(^^)

また、当ブログでは就職・転職に役立ちそうな情報について、週1回を目途に発信しています。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

【目次】

 

今回のターゲット

卸売業に興味のある方、特にIT関連または食品関連の卸売業に興味のある方にお勧めです。

 

イントロダクション

冒頭に書きましたとおり今回は、卸売業大手145社中、新卒採用が10人以上ある企業で最も平均勤続年数が長かったキャノンマーケティングジャパン(以下、CMJ)と最も短かったアイスコとで求人・勤務条件を比較していきます。

さて、当相談所は「ライフワークバランスの充実」を目指し、「長く働くことの出来る就職」の実現をポリシーとしておりますので、当然ながら平均勤続年数は重要視しております。
この平均勤続年数が、他の求人・勤務条件とどのように関連するかをチェックしていくのが今回のテーマとなります♪

ここで、今回比較する2社を簡単に紹介しておきます。
ます、CMJですが、キャノングループの窓口ともいえるIT機器やシステムソリューションを扱う専門商社です。
また、業界動向サーチによれば専門商社の売上ランキング(‘22-23年)で25位にランキングされている大企業です。

一方、アイコスですが、神奈川県を中心にアイスの卸売とスーパーマーケットの営業を営んでいる企業となります。

このとおり、同じ卸売業と言えど、扱う商品は全くの別分野となります(汗)

それでは、本題に入りますが、今回のデータの参照元は、マイナビ2025、リクナビ2025、duda、有価証券報告書、業界動向サーチ、および大枚はたいて購入したCSR企業総覧(約2万円 ( ゚Д゚))、等となります。
また、回答時期の違いや集計方法の違い(!?)が原因かと思いますが、情報ソース毎で数値が異なるものが何点かありましたが、基本CSR企業総覧の値を掲載しています。

 

1 企業概要

今回比較する企業の概要となります。

1)CMJ

キヤノン製の複合機やカメラなどの販売、企業向けITサービスが中心の東証プライム上場となります。
・設立    :1968年
・資本金   :73,303(百万円)
・従業員数  :4,787(名)
 [‘21年度] 
自己資本率 :65.3 (%)
 [‘21年度] 
・経常利益  :32,385(百万円)
 [‘21年度]

また、主な事業セグメント及び従業員比(連結ベース)は次のとおりとなります。
・コンスーマ
   ≒個人向け         3.5%
エンタープライズ
  ≒大手~中堅企業向け  34.0%
・エリア
  ≒中小企業対象     34.3%
・プロフェッショナル
     ≒専門領域対象         5.3%
・その他
    産業機器、ヘルスケア関連等
                                         10.9%
・全社(共通)               12.0%

上記のとおり、企業向けのITサービスが圧倒的主力の企業であると考えて間違いなさそうです。

2)アイスコ

神奈川県を中心にアイス・冷凍食品の卸売、及びスーパーマーケットを営む東証スタンダード上場です。

・設立    :1952年
・資本金   :351(百万円)
・従業員数  :679(名)
 [‘21年度] 
自己資本率 : 20.7(%)
 [‘21年度] 
・経常利益  :410(百万円)
 [‘21年度]

また、主な事業セグメント及び従業員比は次のとおりとなります。
・フローズン事業                84.0%
・スーパーマーケット事業  13.4%
・全社(共通)                         2.5%

上記のとおり、主力はあくまでアイス関連事業と考えていいと思います。

さて、この2社の比較をしてみます。
設立は意外にもアイスコの方が古かったりしますが、両社とも歴史ある企業と言っていいと思います。
資本金は約200倍、従業員数は約7倍と企業規模で言えば段違いでCMJの方がかなり大きいと言えます。
また、経常利益で言えば約79倍差がついており、資本金差より小さいが従業員差よりは大きいといった違いがあります。
さて、この分野も規模も異なる2社の求人・勤務条件をこれからチェックしていきます(汗)

 

2 採用規模

次に、この2社の採用の規模についてまとめます。

1)CMJ

・(新卒)86名(1.8%)[‘21年度]
・(中途)26名(0.5%)[‘21年度]

2)アイスコ

・(新卒)33名(2.7%)[‘21年度]
・(中途)-名 (-%) [‘21年度]

では、両社の比較をしていきます。

まず、新卒採用についてです。
さて、当相談所では企業を知る上での重要な要素の一つと考えています。
多すぎても(離職率が高い!?)、少なすぎても(採用が失敗している or 人事が活性化していない!?)あまり良くないと考えており、業界・業種で大きく異なるものではありますが、2~10%程度が妥当では と考えております。
そういった意味ではCMJは少なめ、アイスコは適当な採用比率と言えます。
ただ、CMJの場合 下記8に書きましたとおり低離職率かつ平均勤続年数長めですから、そこまで新卒を積極的に採用する必要がないだけのような気もします!?
なお、当ブログに掲載した企業(≒大企業)の平均は3%程度となります。

次に中途採用についてです。
CMJは0.5%と非常に少なめです。
一方、アイスコはデータを見つけることが出来ませんでした…(涙)
なお、中途の採用比率については、あまり極端でなければ特段良い・悪いはないと思っておりますが、当相談所が今まで調べた企業では、中途の採用比率の平均は2%程度、新卒の採用平均が3%程度となり、新卒の約2/3程度を中途採用する会社が多かったです。

 

3 採用職種

次に、この2社の採用職種についてまとめます。
まずは、新卒(大卒)の採用職種からです。

1)CMJ

・営業系コース
・技術系コース
・事務系コース

2)アイスコ

ルートセールス
・スーパーマーケット販売職
 (一般職)
・スーパーマーケット販売職
 (レジ職)
まず、CMJですが、職種毎にコースが分かれているだけのシンプルなものです。
分かり易くて良いと思います♪
一方、アイスコはですが、ルートセールスとスーパー販売職、さらにスーパー販売職は一般職とレジ職に分かれております。
個人的に意外だったのは、“レジ職”を正社員採用しているとことでしょうか( ゚Д゚)!
なお、上記情報はリクナビ2025から転用したのですが、マイナビ2025ではルートセールス職のみの募集となっており、こちらの方が納得ではあります。

次に中途採用の職種を見ていきます。
dudaに掲載されている求人数をピックアップしてみます。
・CMJ    52 件
 社内SE、SE・IT関連他
・アイスコ 7件
 管理職、配送スタッフ、営業等

上記3で中途採用が少ないとなっていたCMJですが、意外に求人件数はありました。
まあ、従業員数が多いので、こんなこともあるかと(汗)
職種は、IT・SI関連の職種が多数あり、事務系はあまりないような印象です。
一方、アイスコも7件ありました。比率にすればCMJとほぼ同程度の求人比率となります。
職種的には営業、配送職といったところが目に付きましたが、人事関係の管理職も募集しているようです。

 

4 給料

次に、この2社の給料についてまとめます。

1)CMJ

・初任給(大卒) :237,000(円)
 全額基本給
・平均年間給与   :8,668,891(円)
 [‘21年度]
・30歳平均賃金 :-(円)

2)アイスコ

・初任給(大卒) :
 ルートセールス
  250,150(円)
  基本給210,506(円)
  ※固定残業代/月
   39,644円/26時間
 スーパーマーケット販売職
 (一般職)220,000(円)
  基本給192,741(円)
  ※固定残業代/月
   27,253円/19時間
 スーパーマーケット販売職
 (レジ職)193,000(円)
  基本給192,747(円)
  ※固定残業代/月
   253円/10分
・平均年間給与   :4,312,472(円)
 [‘21年度]
・30歳平均賃金 :-(円)

まず、新卒初任給です。
当相談所では、初任給は安すぎても、高すぎても適当ではないと考えております。
car-emon.shop
そういった意味では、両社ともに適当な範疇かと思います。
まあ、アイスコのレジ職の金額設定は、もう少し頑張って欲しいところとも感じましたが、安すぎるって程でもありませんし…
また、金額自体も要注目ですが、基本給率も重要な要素で、これが低い企業は色々問題のある企業が多い気がしております(汗)
CMJは全額基本給と、こちらも言うことがありません。
一方、アイスコは全職種で固定残業制を採用しております。
当相談所では、固定残業制の企業はあまりお勧めしておりません。
正直導入する理由が今一つ分かりませんし、給料が“見せかけ上”高くなりますし、きちんと管理(固定時間を超えた分の管理)出来ているかも不安があるからです。
事実、アイスコは基本給ベースでみれば、かなり低くなってしまいます(涙)
因みに、レジ職の固定時間10分って何なんでしょうね!? 労働監督署辺りに何か(片付け等の時間について)言われたのでしょうか!?

次に平均年間給与についてです。
CMJは800万円代半ばと、R4年賃金構造基本調査の平均値(約500万円)を大きく上回り、文句のつけようがない設定です。
一方、アイスコは400万円代前半と平均値を下回り、上場企業としては物足りない金額設定です…
なお、この年間平均給与も、ある一定水準以下の企業は色々と問題があることが多いですので、注意が必要かと考えます。

最後に30歳平均賃金ですが、両社ともデータが見当たりませんでした(涙)

 

5 勤務時間

次に、この2社の勤務時間についてまとめます。

1)CMJ

・勤務時間:
 時差勤務制度
 
1.08:00~16:30
 2.10:00~18:30
・平均残業時間:6.9時間/ 月

2)アイスコ

・勤務時間:
 ルート営業
 7:00~16:00
 ※営業所、配送コースにより異なる
 例)4:00~13:00、
   5:00~14:00、
   6:00~15:00、
   7:00~16:00
 スーパー勤務
 8:00~18:00(休憩:2時間)
・平均残業時間:37時間/ 月
 [ ‘23年度]

まず、勤務時間についてです。
CMJは時間差勤務を導入しているようです。
そこまで負担感もないでしょうから、なかなか良い制度かと思います。
一方、アイスコは、業務上仕方ないとはいえ、かなりの早朝勤務です。
さて、当相談所としては シフト勤務や変形時間労働制等、変則的な働き方をあまりお勧めしておりません(汗)
体への負担が全く異なりますから、「長く勤める」ことを考えた場合、固定時間勤務>>ローテーション勤務(変形労働時間制を含む)と考えております。
そういった意味では、アイスコのルート営業は体力のない方は避けておいた方が無難かもしれません!?
また、スーパー職も休憩時間が2時間もある関係で、拘束時間が一般的なものより長くなっており、あまりお勧めとは言えません…

次に平均残業時間についてです。
CMJは10時間未満と非常に少なめで、高評価です♪
一方、アイスコは40時間弱と長時間労働がルーチン化されていることが推測出来る数字となっており、お勧めしかねる状況です(涙)
なお、当ブログで扱った企業(≒大企業)の平均は20時間弱となります。

 

6 年間休日数

次に、この2社の年間休日数についてまとめます。

1)CMJ

・ 完全週休日制[年間休日:125日]
 (土日祝) 

2)アイスコ

・ 完全週休日制[年間休日:105日]
 (シフト制) 

CMJは120日を超えており、全く問題ありません♪
一方、アイスコは105日とかなり少なめな設定となっており、お勧めはしかねる状況です(涙)

また、曜日についてですが、当相談所としては可能であれば土日祝休みが望ましいとは思っているところではあります。
子育てや趣味(友人と時間が合わなくなる)が、より充実するかと思っておりますので。
そういった意味でもアイスコは厳しそうです…
まあ、気にしない方は気にしないので、そこまで細かく考える必要はないのかもしれませんが(汗)

 

7 平均有給取得日数

次に、この2社の有給取得についてまとめます。

1)CMJ

・12.2日(付与日数19.9日
 、取得率61.5%)[‘21年度]

2)アイスコ

・8.0日(付与日数14.0日
 、取得率57.1%)[‘21年度]

CMJは12.2日と全く問題ありません。ただ、最近は15日に迫る企業、超える企業も少なくはありませんから、その辺りと比べると若干物足りなくはあります(汗)
アイスコは8.0日と、こちらも問題ないものの“大企業”としては物足りない感はあります。

なお、年間有給取得数ですが、下記を目途に求人票を見て頂ければと思っております。
・15日以上 素晴らしい!
・10日以上 全く問題なし
・ 5日以上  問題なし
・ 5日未満  多分、法令違反!?

 

8 離職情報等

次に、この2社の新卒3年離職率離職率、および平均年齢・平均勤続年数についてまとめます。

1)CMJ

・新卒3年離職率:5.9%
(’19年月採用118名中7名が離職)
 ※マイナビ2025に記載なし
離職率 :3.2%
・平均勤続年数 :25.0(年)
 [‘21年度]
・平均年齢:48.5(歳)
 [‘21年度]

2)アイスコ

・新卒3年離職率:46.2%
(’19年月採用名39中18名が離職)
 ※マイナビ2025に記載あり
離職率 :-%
・平均勤続年数 :5.3(年)
 [‘21年度]
・平均年齢:38.8(歳)
 [‘21年度]

まず、新卒3年離職率です。
CMJは5.9%と素晴らしい値ですが、何故かマイナビには公開しておりません。
一方、アイスコは46.2%とかなり厳しい値ですが、意外なことにしっかりマイナビ上にその結果を公開しております( ゚Д゚)!
この新卒3年離職率は政府が求職者のために公開を進めているものですから、大学生等が直接目にするような媒体には、ぜひ記載して欲しいと思っているところです。
また、CMJは隠すような値でないのですから、ぜひ積極的に公開して欲しいと思います。

次に、単年離職率(新卒以外も含む)についてですが、
CMJは3.2%と値自体も、新卒3年離職率とのバランスも素晴らしいです♪
一方、アイスコは未公開でした(涙)
なお、単年離職率ですが、厚労省調査の平均が12%程度、当ブログで扱った企業(≒大企業)の平均が5%程度となっております。

次に平均勤続年数です。
CMJが驚愕の25.0年と何とあの東京電力をも上回ります( ゚Д゚)!
恐らく、当ブログで調べた企業中では最長値かと思います。
一方、アイスコは5.3年と非常に短く、過去トップクラスの短さです(涙)
意地悪な比較ですが、CMJ1回の在職期間で、アイスコは5回転職しているということになります…
当相談所は、ライフワークバランスの充実のため「長く勤めることが出来る就職」を奨励しておりますので、これは評価を下げざる得ないところです…
因みに、政府の調査(R4賃金構造基本調査)では11、2年が平均値です。

最後に平均年齢です。
CMJは平均勤続年数と矛盾なく48.5歳と非常に高齢です。
平均年齢は高すぎても問題だと思うのですが(高齢中途採用が多い等)、CMJのように新卒採用中心の企業であれば、さほど問題はないとも思います。
一方アイスコは38.8歳と政府調査(R4賃金構造基本調査)の平均値40歳前半を下回りはしますが、退職率や平均勤続年数から考えれば悪い数字ではありません。
一定の時期を乗り越えれば、定着する企業なのかもしれませんね!?
まあ、単に中途で高齢者を多く採用している可能性もありますが(汗)

 

9 おまけ(不祥事等)

とにかく不祥事を起こす企業(個人もですが 涙)は、繰り返すことも多いですから、この辺りはしっかりみておいた方がいいと思います。
なお、Googleで軽くサーチしているだけなので、ここで引っかかってしまうのは色々問題があるかな、とは思っています(汗)
なお、不祥事は大きい会社ほど記事として残ってしまうので、その分 引っかかりやすい傾向はあります。

1)CMJ

さて、ここまで好成績だったCMJですが、残念ながら不祥事が見つかってしまいました(涙)

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社員数が多ければ個人的な不祥事が起きる可能性は当然上がるのですが、このセクハラ対応が事実なら、かなり頂けませんね(涙)
なお、私事ですが、随分前にCMJの方々と仕事をご一緒したことがあるのですが、その時の印象は「体育会系」だったことを併せて付け加えておきます(汗)

また、休職者についてですが、以下のとおり素晴らしい値となっており、全く問題ありません。
・休職者 17名(0.4%) [‘21年度]

2)アイスコ

企業規模を考えればないだろうなぁ~、なんて思っていましたが、ありました(涙)
しかも自己申告であります( ゚Д゚)!

・元取締役逮捕について
http://chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.iceco.co.jp/wp_corp/wp-content/uploads/2018/11/%E5%BC%8A%E7%A4%BE%E5%85%83%E5%8F%96%E7%B7%A0%E5%BD%B9%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

ただ、こういった不祥事を自らしっかり公表する姿勢は立派かと♪
新卒3年離職率もそうですが、都合の悪いことを隠蔽するような体質の企業ではないのでしょう♪
なお、休職者についてはデータを見つけることが出来ませんでした(涙)

 

まとめ(5段階評価付き)

いずれも、「長く勤めることが出来る就職先」をポリシーとする当相談所の評価となり、絶対的な評価ではありませんので、そこはご理解下さい。

それでは、まとめです。

・CMJ ☆☆☆☆(お勧め)
数字データ的に悪いところが全くありませんし、バランスも良いです♪
☆☆☆☆☆(最高)」でも構わない気もしましたが、やはり不祥事がマイナスとなり、この評価としました。

・アイスコ ☆☆(お勧めしない)
残念ながら、「☆☆(お勧めしない)」と評価しました。
理由は、CMJと逆で軒並み数字データが良くなかったためです。
具体的には、次のとおりとなります。
・平均年間給与低い
・年間休日少ない
・変則的な労働
・平均勤続年数短い
・情報公開量も少なめ

ただ、不祥事や都合の悪そうなデータをしっかり公開していたのは好印象でしたし、上記の様なデメリットは比較的消費サイクルの早い食品製造業(パン製造業等)には共通だったりしますので、この企業が特段良くないといった訳ではないとも思っております。

さて、今回の結果だけで言えば、平均勤続年数はかなり求人・勤務条件に影響していると言っていいと思います。
平均勤続年数は、公開している企業も多いですから、就職活動中の方々はぜひチェックしてみて下さい♪

以上、新卒3年離職率が好対照だったCMJとアイスコの求人・勤務条件についてでした。

次回は、「卸売業145社中、従業員数が好対照な三菱商事とトーホーの求人・勤務条件を比較してみました」の予定です。
それでは(^^)

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