コンビニ勤務(契約社員)の外国人労働者が、恵方巻やクリスマスケーキなど自腹購入させられる等で、雇用側を訴える事件(!?)が発生しているとのことです。“外国人労働者”、“契約社員”、“自腹購入”と何ともな単語が並ぶ、この件が今回のテーマとなります。
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
【目次】
今回のターゲット
時事ネタですので、特段ターゲットはありません。お気軽にお読み下さい♪
イントロダクション
外国人労働者の問題については、以前にも当ブログで扱いました。
外国人の方を差別するつもりは全くありませんが、ただ“安い労働者”としてみているとしか思えない現状には反対の立場です。
また、宗教・生活スタイル・文化・etc…、様々な点が全く違う環境は、労働者にとってもかなりのストレスだと思います。雇用側は、その辺りをしっかりフォローする必要があると考えますが、そうすれば雇用側のコストもそんなに安くはならないのではと思ってしまいます。
まあ、そんなフォローしていないところが、多いのでしょうけど(;゚Д゚)
さて、今回は前回の花畑牧場のような技術実習生ではなく、コンビニ(ローソンのフランチャイルズ)に正社員を前提で働いていた、契約社員の留学生達とのことです。
個人的には、“正社員前提の契約社員”というのが、何とも怪しく感じられ(汗)、“それなら最初から使用期間3か月ありの正社員”で雇えばいいのに!”って思ってしまいます。
また、どのくらい給料を払っていたのかも気になるところでした。またもや、ビックリするほど安い給料だったのではと思い調べてみましたが、分からずじまいでした。
残念でした(涙)
それでは、本題です。
1 事件の概要です
上記のとおり訴えたのは、留学生から正社員への登用を前提に契約社員として働いていたバングラデシュ、スリランカ、ネパールの出身の約10名、訴えられたのは埼玉県でのローソンのフランチャイズを経営する企業です。
訴えられた内容は、商品の自腹購入・交通費未払いなどとのこと。
因みに自腹購入したものの中には、“宗教上の戒律から食べられない”ものまで購入させられて、食べずに破棄したものもあったそうです(;゚Д゚)
恵方巻やクリスマスケーキ、おせちセット辺りでしょうか!?
まさに、踏んだり蹴ったりですね。
労働者の代理人(弁護士)は、「正社員への登用のための実務研修の名の下で実際には搾取が行われている。」と指摘しているそうです。
出てきましたね。“研修”という、パワーワードが(;゚Д゚)
この手の問題では、まず“研修”という言葉が出てきます。ブラック企業のパワーワードなので、求人票等で見つけた場合は、しっかりチェックしましょう(もちろん、求職者にとって為になる研修を実施している企業も一杯ありますから、その辺りはしっかり自己判断しましょう ^^;)!
なお、本件の詳細は、下記URL(東京新聞のwebサイトです)を参照願います。
2 コンビニと自腹購入の闇
今回の件に関わらず、コンビニの自腹購入については、昔から色々噂されていました。
今回の件は、契約社員の外国人労働者でしたが、これに限らず普通の学生バイトなんかでも良く聞きます。
少しネットを調べてみると、「売上げノルマを達成しないと自腹で商品購入」なんてのがすぐ検索できます(;゚Д゚)
コンビニ業界も、なかなかのブラックぶりのようです(涙)
なお、労働基準法第16条では、「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。」とありますので、自腹購入は当然法律違反になります。学生バイトだから、訴えられないと思っているのか、単に雇用側が法律を知らないのか…。
多分、その両方の気がしますが(汗)
また、フランチャイルズのオーナーも、節分などのキャンペーンごとに、恵方巻等の仕入れを求められ、当然 その仕入れ代金はオーナーの負担となり、売り残り分は自腹となります。更に、以前社会的問題になった廃棄弁当も当然オーナーの自腹です(涙)
こうしてみるとバイトもオーナーにとってもかなりブラックな労働環境と考えてしまいます(涙)
以前、“転職だけでなく起業も検討してみては!?”といったテーマでブログを更新したことがあるのですが、上記のこともあり、フランチャイルズはお勧めしませんでした(;゚Д゚)
3 本件が明るみに出たのは、外国人労働者のメリットではないでしょうか!?
イントロダクションでも書きました通り、現状であるなら、外国人労働者の雇用推進には反対しております。理由は、“単に単価が低い労働者”と考えている感が強いからです。
当然、働いている方も面白いはずもなく、現状のまま外国人雇用を推進すれば、最終的には治安の悪化に繋がるのではと思っています。
政府には、ぜひ頑張って欲しいと思います♪
ただ、今回の事件が明るみに出たのは、外国人労働者だからこそ!?、とも考えます。
日本人は、比較的嫌なことがあっても、黙っている方が多いと思いますし、仮に訴えたとしても外国人労働者ほどは、世間の注目を集めなかったのではと思います。
雇用側には、外国人労働者を雇うなら、ルールを守って、しっかり給料を払って欲しいと言いたいところです。
まとめ
まず、今回のブログを書くに辺り、改めてコンビニ業界ってかなりブラックなのでは!?、と思ってしまいました(汗) なので、次回のブログでは、「コンビニVSスーパー」の求人票対決をさせて、同じような業種で雇用形態を比較してみたいと思います♪
また、外国人労働者に今までに言ってきたような無理を押し付けて、逆に訴えられてしまうケースは、花畑牧場の件と類似点を感じてしまいます。今後もこのような事件(!?)は、続くのではないでしょうか!?
以上、コンビニと外国人労働者についてでした。
次回は、「コンビニVSスーパーの求人票対決」の予定です。
それでは(^^)
(追伸)
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