ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職をしよう♪」をポリシーに会社選びから就職試験の支援をしております。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

不祥事の連鎖!?、リクルートってどんな会社なのか求人・勤務条件をチェックしてみます!

さて、今回はリクルートについてです。
前回のブログで三菱自動車が不祥事を繰り返している旨を書きましたが、これに負けず劣らず、またリクルートがやってくれました(涙)

リクルート、就活イベントのサクラ問題謝罪 動物園と揶揄「不適切」:朝日新聞デジタル

ということで、今回はこのリクルートを取り上げていきます♪

本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。

進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

【目次】

 

今回のターゲット

人材ビジネスに興味のある方は、業界トップ企業のお話となりますので、ぜひご覧ください。
また、従来の日本型企業とはかなり異なった求人・勤務条件を採用している企業ですので、そういった企業に興味がある方も、ぜひどうぞ♪

 

イントロダクション

リクルートと言えばやはり“就活“、今や大卒新卒の就活でリクナビマイナビを活用しない方の方が少ないのではないでしょうか?
私が勤める大学でも、就職先を決めたきっかけはリクナビマイナビだったという学生が約7割ほどおります。

また、リクルートという企業は、給料面や休暇面、労働時間の管理など、従来の日本企業とは一線を画しており、こういった勤務体制に魅力を感じる方も少なくないと思います。

一方、このリクルートという会社は困ったことに、定期的に不祥事が起こる会社でもあります(涙)

さて、こういった ある意味特殊な企業の求人・勤務条件はどんなものなのでしょうか?
今回は、これをテーマとしました。

なお、新卒求人の情報はリクナビ2024、転職求人の情報はリクナビNEXT、ほか有価証券報告書リクルートのホームページ、及び大枚はたいて購入したCSR企業総覧(約2万円 ( ゚Д゚))、のデータを参照しています。

 

1 企業概要です

就活でおなじみのリクルートです。
持株会社であるリクルートホールディングス東証プライム上場)を中心に以下の3事業を柱として運営している企業グループを形成しています。

・HRテクノロジー事業
求人情報検索エンジンインディード」に代表される求人広告や採用ソリューションサービスなど。グローバル展開を行っている。

・マッチング&ソリューション事業
主に日本国内向けに生活情報分野の販促(じゃらんカーセンサー、etc…)、人材事業(リクナビ等)など。今回のターゲット企業、(株)リクルートはここの中核。

・人材派遣事業
リクルートスタッフィング等がおこなう人材派遣事業

また、以下に企業データをまとめてます。
・設立 1963年8月
・従業員数 約46,800(人)
 
※連結ベース
  マッチング&ソリューション事業
  ≒(株)リクルートは約2万人
・平均勤続年数  5.1
 (2023年3月31日時点)

・平均年齢        33.5歳
 (2023年3月31日時点)

 

2 採用規模

1)新卒

リクルートの新卒採用実績は次の通りとなります。

・2021年度 約100名
・2022年度 約200名

上記1の通り、リクルートの従業員数を約2万人と仮定すると採用比率は0.5~1.0%程度となり、新卒には極めて厳しい採用を行っている企業ということが分かります。

なお、一般的には採用比率が1%以下の場合、厳選採用というよりは“人が集まらなくてそうなってしまった“というケースが多いです。
ただ、リクルートは下記2)にある通り新卒採用数<<中途採用といった企業ですので、その影響は強いかと思いますし、そもそも人気企業であるリクルートで人が集まらないってことはないでしょう(汗)

2)中途採用

リクルート中途採用実績は約1300名、新卒と同じく従業員数を約2万人と仮定すると採用比率は6.5%にもなり(!)、新卒採用数を大きく上回ります。
これほどの大企業で ここまで中途採用中心の人事を行っている企業は珍しく、やはり日本には珍しい特殊な企業であるといっていいと思います。

 

3 採用職種

1)新卒採用の職種

以下の5職種で募集しております。

(1)ビジネスグロース
 
※総合職的なコースです
(2)データスペシャリストコース
(3)エンジニアコース
(4)プロダクトグロースコース
 ※マーケティング・データ解析等
(5)デザインコース
(6)ファイナンスコース

イカラな横文字ばっかりで、何のことやらさっぱり分からないかとは思います。
詳細はリクナビがっつり記載されていますので、そちらを参照下さい(汗)
ただ、情報公開といった面では、かなりしっかりした感じがします。
この辺りは三菱自動車にもマネして欲しいところです。
car-emon.shop

2)中途採用の職種

上記2の通り、中途採用が積極的な企業となります。
リクナビNEXTマイナビ転職をチェックしたところ、結構な数が掲載されていました。
内容的には企画営業(“じゃらん”等サイトの営業)が多いといった感じです。

 

4 給料

1)新卒(大卒)の給料

次のとおり記載されております。

・月給:326,551円
(固定残業代含む)
 ※基本給:252,813円
  固定残業代/月
  :73,738円/35時間

正直、初任給としては高すぎですし、当相談所ではお勧めしない固定残業制(しかも35時間もある!)でもありますし、当相談所のポリシー的には全くお勧めしない勤務体系となります(汗)

car-emon.shop

ただし、この企業は、こういったことをしっかり情報公開しており、求職者へ判断材料をしっかり提供しています。
それらを読めば従来の日本型企業と全く違う企業であることは安易に分かると思いますので、これはこれでありかとも思います(汗)

2)中途採用の給料

リクナビNEXTに載っていた企画営業の求人から1つピックアップしてみます。

・月給:25万7612円
   ~30万2331円
 ※固定残業代を含む
【年収例】
 458万円/25歳
 経験2年/第一地域
 (月給34万円+賞与/年2回)

また、平均賃金も557, 958円と給料面に関しては、かなりの厚遇といっていいでしょう。

 

5 勤務時間

リクナビには、次のように掲載されています。

・標準労働時間(1日):8時間
 【フレックスタイム制
 ※労働時間や始業・終業時刻には、
  自主性・裁量性が認められている

基本的には、裁量労働制は新卒には認められるべきではない(実際これを悪用していると思われる企業あり)と考えます。

ただ、ここまで読んだ頂いた方にはお分かりのとおり、この企業は従来の日本型企業とは異なる形態の企業と思いますし、それをしっかり情報公開しておりますので、まあ これはこれでありかと感じております。

また、平均残業時間は、次の通りでかなり多めですし、この勤務スタイルですから、きっちり集計出来ているかも微妙です(汗)

・月平均所定外労働時間
  32.0時間(2022年度実績)

実際は、もっと多い気がしないでもありません!?

 

6 年間休日数

次の通りとなります。新記録達成です( ゚Д゚)

・年間休日数140日 
 ※5日は指定休として消化するため、
  年間実質休日数は145日

色々な求人をチェックしてきましたが、年間休日数が140日代の企業はありませんでした( ゚Д゚)
ここは高評価せざ得ないとおもいます♪

 

7 平均有給取得日数

年間休日数で度肝を抜かれましたが、有給取得数は案外普通です(汗)

・有給休暇の平均取得日数
 9.4日(2022年度実績)

別に悪い数時ではありませんし、年間休日があれだけあれば、有給取得数は少なくても問題ないとも思います。

 

8 新卒離職情報

2020年に473人(今よりも随分多いですね)を採用、2023年3月時点で99人が退職しているとのことで、3年離職率は21.1%とのことです。
意外にも、世間一般の平均と言われている30%を下回っており、それほど悪くありません。

ただし、上記1でも書きましたとおり平均勤続年数5.1平均年齢33.5歳の企業ですから、離職率が低いはずはありません(涙)
まあ、この会社の場合「こういった会社だから」といったことで仕方なしと感じてしまうところではありますが、当相談所のポリシー的には大減点ではあります(汗)

 

9 おまけ(不祥事等)

今回、当ブログで取り上げるきっかけは、先日起こした企業説明会の“サクラ”事件です。

ほんの数年前に個人情報を無視して内定辞退率等を販売、大問題になったばかりの企業でしたから、正直信じられないと思いました( ゚Д゚)

ちょっとコンプライアンスの部分でネジが外れてしまっているといってもいいのではないでしょうか!?

リクルートの不祥事と言えば、政財界を巻き込んだ大事件である1988年の「リクルート事件」から、定期的に発生しております。
先日取り上げた三菱自動車、定期的に談合事件を繰り返す大手ゼネコンと同様、そもそも“コンプライアンスを重視する”といった考え方があるのかも疑わしい気がします( ゚Д゚)

過去にどんな不祥事があったか、以下に、ウィキペディアより抜粋しましたのでご覧下さい(涙)

・1988年 リクルート事件
 戦後最大の贈収賄事件

・2004年 集団脱税疑惑
 在職時に所有していた自社の
 持ち株を同社に売却した際の
 売却益の集団脱税が報じられる

・2007年 ニート利権問題
 経産省の下請け、1日当たりの
 人件費として50,000円〜
 120,000円を計上して大炎上

・2009年 過労死事件

・2019年 個人情報売却事件

・2023年 企業説明会“サクラ”事件

大不祥事「リクルート事件」で超有名なリクルートですが、2000年代に入ってからの方が、コンスタントに不祥事を起こしていることにもビックリです( ゚Д゚)

 

まとめ(5段階評価付き)

評価は“☆☆(悪い)”です。

これは、当相談所のポリシーに反して、平均勤続年数が短いからではありません。
リクルートは、このことについてはしっかり情報公開しておりますし、給料面や年間休日数など他に類を見ない高条件もありますので、「まあ、これはこれでありかな?」とは思えるものです。

まあ、個人的には勧めませんが(汗)

なら、何故 評価を“☆☆(悪い)”したのかと言えば、理由は簡単です。

一言で言えば、“不祥事起こし過ぎ”だからです!

三菱自動車もそうだすが、これだけ頻繁に不祥事を繰り返す企業を人様に勧める気は、当相談所にはありません。
それが、いかに給料が良くても、年間休日数が多くてもです。
当相談所は、意外に”まじめ君”なのです(笑)

リクルートには、内部統制をもう一度見直して頂き、少なくとも残りの2020年代ぐらいまでは、大きな不祥事を起こさないことを強く望みたいと思います(汗)

以上、リクルートについてでした。

次回は、「失われた30年間!?、初任給の推移について」の予定です。

それでは(^^)

 

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