ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”を支援しています。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

【転職編】仕事の選び方について、ハロワでは言わないようなことを書いてみました(汗)

さて、前回は新卒および第2新卒向けに「企業選び以前に気をつけて欲しいこと」について書かせて頂きました。
今回は、その中途採用希望者向けの内容となります♪

本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。
“長く勤めることが出来る就職をしよう♪”をポリシーに会社選びから就職・転職試験の支援等をオンラインで行っております。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください♪

sites.google.comまた、当ブログでは就職・転職に役立ちそうな情報について、週1回を目途に発信しています。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです♪

 

【目次】

 

今回のターゲット

これから転職活動をする方、するかもしれない方にぜひ読んで欲しい内容です。
特に20代後半~30代後半までの世代の方、要はこれ以上の転職を本気で希望しない世代に強くお勧めする内容となります。

 

イントロダクション

さて、「企業選び以前に気をつけて欲しいこと」の中途採用編です。
基本的には新卒編と一緒で“得意なこと”、“出来ること”を仕事にするといった考え方でありますので、その辺りは下記新卒編をお読みください♪
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とはいっても、新卒とは色々異なることもあります。
今回は、その辺りをテーマとして進めていきます。

 

Ⅰ 年齢と転職について

年齢が上がれば上がるほど、色々な意味で転職がお勧め出来なくなります。
その理由を3つほど述べてみますので、ご確認頂ければ幸いです。

なお、年齢関係なく転職は人間関係が大きく変わりますから、私のような人見知りな傾向がある人間にとってはストレスが溜まる行為であることも、併せて申し上げさせて頂きます(汗)

1 年齢と転職難易度

転職は年齢が上がれば上がるほど難しくなると思います。
当然と言えば当然で、年齢が上がれば原則支払う給料も上がりますから、採用する側もシビアになります。

また、忖度なしに書けば“年下の後輩”って、結構面倒なケースが多かったりしますので、同条件であれば若い方を採用すると思います。
少なくとも、私はそういった方向性で採用しておりました(汗)

さらに、年齢と比例して“ルーチンワーク”や“新しい事への対応力”は確実に下がると感じます。
結果、就職難易度は年齢と比例するどころではなく、二次曲線的に上がると考えます(涙)

ですので、転職は“ある程度”の年齢で終わりして欲しいですし、年齢が上がれば上がるほど転職は失敗出来なくなってしまうのです…

2 転職回数と転職難易度

転職は年齢だけでなく、その回数と比例しても難易度が上がる傾向があります。
採用する方としては、採用後 すぐに退職されても困りますから、“転職”を繰り返す人の採用は控える傾向があります(涙)

転職は、弾が限られている鉄砲を撃っているのと一緒とお考え下さい(涙)

3 転職後の給料

転職難易度自体の問題もありますが、給料が下がってしまう可能性も上がります。
転職理由は給料が全てとは思っておりませんが、それでも給料が大きく下がってしまっては、仕事へのモチベーションも下がってしまうでしょう(涙)

さて、厚労省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」といった資料に年代別の給与変動状況が記載されていましたので、転職後 どのくらいの方の給料が下がったかを見てみます。
 20代前半 29.4%
 20代後半 26.4% 
 30代前半 32.3%
 30代後半 23.3%
 40代前半 32.3%

基本、年代が上がると給料が下がってしまう割合が増えます(何故か30代前半で割合が大きく下がっておりますが 汗)。

更に、もう少し詳しく見ていきます。
転職後、給料が減った方の中で“1割以上減少”した割合を見ていきます。
 20代前半   5.6%
 20代後半 20.3%
 30代前半 18.4%
 30代後半 22.1%
 40代前半 16.7%

これも、基本的には世代が上がれば、割合が増える傾向です(リニアに比例している訳ではありませんが 汗)。
給料が多少減ったところで他条件が良ければ納得でしょうが、大きく下がってしまっては転職する意味はないでしょう。

現職に納得がいかず転職をする場合、給料面では妥協しがちなのですが、結局のところ後悔する可能性が高いと思います。
少なくとも私は後悔しました(涙)

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年齢が上がるほど、こういった可能性が上がることは認識しておきましょう。

 

Ⅱ キャリアを活かす転職が最重要

今回のブログで最も伝えたい内容はここです。
現職に納得がいっていない場合、人生をリセット 新しい仕事をやりたいと考える方もいらっしゃるでしょう…
これ、後になってかなり具合が悪い結果になる可能性が大です(涙)
この辺りの理由について述べていきます。

1 新しいことは仕事にしない

転職の場合、基本未経験なことに手を出してはいけません(ただしキャリアが浅い場合は除く)!
今までのキャリアの延長で選ぶことが最も大切となります。

転職の場合、基本 転職者の“経験”で給与が決まります。
この“経験”というのは、採用する会社にとって有益な経験のみが評価の対象となります

ですので、ただ年齢を重ねたところで未経験のジャンルであれば、評価はされません。
結果、30代後半でも新卒と同給与といったケースもあったりします(私自身経験しました 涙)
こうなっては、仕事のモチベーションも全く上がらず、再転職の可能性も上がってしまいます(涙)

現職でイヤな事があっても、そこは落ち着いて現職と同じ、もしくはその延長上にある仕事を選ぶべきです!!

ですので、「経験不問」の文言が躍る求人には最大限の注意を払った方がいいと考えますし、要経験の求人と比べブラック率は圧倒的に上がると思っていいでしょう(涙)

2 出来ないことも仕事にしない

新卒編では“明らかに苦手なこと”以外は、仕事として選んでもいいのではといったことを書かせて頂きました。
ただ、転職の場合 これは避けた方がいいでしょう。

言いづらいことではありますが、仕事が出来ない年配者への風当たりは非常に厳しいです(涙)
正直、こういう状況で仕事を続けることは難しいでしょう。

ですので、“出来ない”仕事はもちろん、“出来ないかもしれない仕事”も避けるべきですし、そういった意味で やはり未経験職も手を出さない方がいいでしょう。

また、苦手なことも選ぶのは避けた方がいいです。
“未経験で苦手なこと(≒苦手と思い込んでいること)”は、経験によって“得意なこと”に変わることは多々あります。
そういった意味で、新卒編では “未経験で苦手なこと(≒苦手と思い込んでいること)”も検討してみてはと申し上げました。

ただ、ある程度年齢を重ねた方の場合、苦手なことが得意なことに変わる確率は残念ながら少ないといっていいでしょう(涙)
ただ苦手なことをして楽しいはずもありませんので、転職の場合(特に30代以降)は 敢えて選択肢に含める必要性はないと考えます。

 

まとめ

転職は上手くいけば人生は大いに豊かになりますが、失敗すればその逆です(涙)
そして、上記で説明させて頂いたとおり、年齢が上がるほどリスクは上がります。
年齢とともに、転職は慎重に行うべきです。

そして、失敗しないためには“キャリアの延長上”にある仕事を選ぶのが最重要と考えます。

ある程度の年齢になったら、間違っても“未経験歓迎”のような求人には手を出さないようご注意下さい。
不安な方は、ぜひ当ネットキャリア相談所までご相談頂ければと存じます。
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以上、仕事の探し方(転職編)でした。

次回は、「中途積極採用のクボタとライバルであるイセキの求人・勤務条件を調べてみました」の予定です。
それでは(^^)

(追伸)
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