ネット・キャリア相談所

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人気業界!?、鉄道業11社の新卒離職率・平均給与等を比較してみました♪

さて、日々お世話になっている鉄道業界ですが、就職先としてみた場合はどうなのでしょうか!?
今回は、そんなお話です。

本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。
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みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです♪

 

【目次】

 

今回のターゲット

鉄道業界に興味のある方にお勧めです。
いい業界だと思いますので、いい気分で読むことが出来ます(笑)

もちろん、どなたでも雑学的に楽しむことができます♪

 

イントロダクション

ここのところ陸運業をテーマにしてブログを書いておりました。
陸運業には鉄道系と非鉄道系があり、この2つでは結構 求人・勤務条件が異なっておりましたので(非鉄道系≒運送業の条件が悪い 涙)、話を切り分けて書くことにしておりました。
car-emon.shop

今回からは陸運業の後編、鉄道業となります。

さて、鉄道業ですが、ご存じのとおり 小売業などとは異なり誰でも起業できるものではありませんから、企業の数も限られてきます。

また、企業もJR系(旧国鉄)と民鉄系にはっきり分かれており、ある種特殊な業界といっていいでしょう。

今回はJR系4社・大手民鉄7社について、新卒の採用比率、離職率等について、他業界および鉄道業界内で比較していきたいと思います♪

なお、データの参照元は、令和3年賃金構造基本統計調査、および大枚はたいて購入したCSR企業総覧(約2万円 ( ゚Д゚))となります。

 

1 従業員数について

まず今回調査した11社の従業員数(2021年)についてです。

・鉄道業 11社の平均
  約10,000(人)
 ・うちJR系の平均
  約23,000(人)
 ・うち民鉄系の平均 
    約2,900(人)

まあ、当たり前の話にはなりますが、従業員数(≒企業規模)としては圧倒的にJR>>民鉄となっており、8倍弱の違いがあります。

 

2 新卒の採用規模について

まず、1社あたりの新卒平均採用人数(2019年)について、他業界と比較してみます

・銀行業       185(人)
・証券会社等     135(人)
保険業       350(人)
・リース、カード業等   58(人)
・化学業界        41(人)
運送業          126(人)
・鉄道業        462(人)

業界としての採用規模は今まで最多だった保険業も上回り、今まで調べた中で最大となります。
まあ、企業数が少ない分 こういった傾向はあってしかりかとは思いますが。

次に、JRと民鉄で平均採用人数と採用比率を見ていきます。

・JR系    798(人)[3.5%]
・民鉄系 126(人)[4.3%]

まず、採用人数ですがJRでは民鉄の約6倍の採用があります。
従業員数では8倍弱の違いがありましたので、採用比率で比べると民鉄の方が高くなります。

ただ、今まで専門学校&大学で就職担当をやっていた立場からすると入社難易度は民鉄>>JRといって間違いないかと思います。
JRは平均以上の学生なら結構入社出来ていましたが、民鉄はことごとく不合格になっていましたので(涙)
採用比率だけで、入社難易度は語れないってことですね…(汗)

また、この新卒採用比率ですが、当相談所では企業を知る上での重要な要素の一つと考えています。
多すぎても(離職率が高い!?)、少なすぎても(採用が失敗している!?)あまり良くなく、業界・業種で大きく異なるものではありますが、2~10%程度が妥当では と考えております。
ですので、この点ではJRも民鉄も健全な業界といっていいでしょう♪

なお、新卒採用に関する質問の回答率なのですが、民鉄系の回答状況がすこぶる悪いです(涙)

・JR系    4社中4社回答[100.0%]
・民鉄系 7社中4社回答[57.0%]

新卒の採用及び離職に関する情報の公開は、求職者のために政府が勧めているものですから(ハロワは必須、その他は努力目標になっていたはずです)、積極的に公開すべきと考えています。
その点ではJRグループは立派なのですが、民鉄の57.5%はあまりにも頂けない状況だと思います(涙)
なお、今まで調べた他業界の回答率は、次のとおりです。

・銀行業       75.0%
・証券会社等     92.9%
保険業       84.6%
・リース、カード業等 80.0%
・化学業界      85.6%
運送業       75.0%

民鉄の回答率の異常さが、分かって頂けるかと存じます(涙)
もう少し、求職者のことを考えるべきではないでしょうか!?

 

3 新卒3年離職率について

次に新卒3年離職率(2019-2021年)についてです。

これも、まずは他業界と比較してみましょう。

・銀行業       17.6%
・証券会社等     29.8%
保険業       19.1%
・リース、カード業等 19.0%
・化学業界      11.1%
運送業          25.6%
・鉄道業       10.3%

上記のとおり、今まで調べた中で最も低い値となります。
今まで最も離職率が低かった化学業界よりも、更に0.8ポイントも低くなります( ゚Д゚)!
「長く勤めることが出来る就職先を探そう♪」をポリシーとする当相談所的には、お勧めの業界といえるでしょう♪

次に、JR系と民鉄系で比較してみましょう。

・JR系    10.0%
・民鉄系 11.9%

意外(!?)なことに、離職状況については明確な差はありませんでした。
何か勝手にJR系の方が離職率が高いイメージを持っておりましたので(汗)
両グループとも十分以上に低い値といっていいでしょうから、この点においてもJR・民鉄系共にお勧めです♪

 

4 平均勤続年数について

次に平均勤続年数(2021年)を見てみましょう。

まずは、平均勤続年数を他業界と比較してみます。

・銀行業       16.0(年)
・証券会社等     10.5(年)
保険業       12.5(年)
・リース、カード業等 12.3(年)
・化学業界      15.5 (年)
運送業       14.8(年)
・鉄道業       17.5(年)

これまた、今まで最も長かった銀行業の16.0年を1.5年も更新しています( ゚Д゚)!
まさに安定業界と言って差し支えないでしょう♪
次にJR系と民鉄系を比較します。

・JR系    15.2(年)
・民鉄系 18.8(年)

これは、大幅に民鉄系の方が随分良くなります。
といってもJR系の15.2(年)もかなり良い値でありますので、さほど気にする必要はないかもしれません…

なお、令和3年賃金構造基本統計調査における全職種の平均は11.2年となりますので、鉄道業界の安定さは かなりのものと考えていいでしょう♪

 

5 平均年間給与について

次に平均年間給与(2021年)についてです。
これも、他業界と比較したいところですが、銀行業~リース、カード業等までは平均給与の集計をしておりませんでしたので、化学業界と運送業のみとの比較となります(汗)

・化学業界   675 (万円)
運送業    586(万円)
・鉄道業    632(万円)

悪くはありませんが、大手(今回参考にしたCSR企業総覧は、上場企業+未上場大手企業のみが回答)としては良くもないといったところでしょうか!?
次に、もう少し細かくJR系、民鉄系に分けて見てみましょう。

・JR系    591(万円)
・民鉄系 655(万円)

これははっきり差が出た感じですね( ゚Д゚)!
JR系の591万円は運送業とさほど差がなく、大企業としては 心細い結果となってしまいました(涙)

因みに、JR系といっても系列5社でかなり違いがあり、最高額はJR東海の681万円となかなかの高給ぶりですが、最低のJR九州は470万円と中小企業並みとなってしまいます(涙)

なお、個別企業の比較は次回以降やっていく予定です♪

 

6 JR系と民鉄系の違いについて

実は、これを調べる前はJR系と民鉄系でかなり条件が異なると思っておりました(汗)

しかし、実際に調べたところ 今回の調査では給料以外、大きな差はありませんでした。
ですので、給料にそれほど拘りがなければ、JRでも民鉄でも どちらに就職しても大きな違いはないのかもしれません!?

ただし、民鉄系は大手6社のうち 3社しか新卒採用に関する質問には回答をしておりませんので、その辺りは不安要素ありです(汗)

 

まとめ

一部JR系列の年間平均給与の安さについては気にならなくもないです(といっても一部中小企業のような生活に困るような金額設定ではない)。

しかし、「長く勤めることが出来る就職先を探そう♪」の観点からすれば 今まで調べた業界の中で最も素晴らしいといっていいのではないでしょうか!?

少し前、JR東日本ブラック企業No1といった記事が出回りましたが、個人的には「そんなことはないでしょう!?」って思っておりますし…
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さて、次回以降は企業単位で鉄道業界を もう少し細かく見ていきたいと思います♪

以上、鉄道業界の諸条件についてでした。

次回は、「鉄道業界で最も離職率が高かった京急と低かったJR東海で求人・勤務条件を比較してみました(汗)」の予定です。
それでは(^^)

(追伸)
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