ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”を支援しています。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

ビックモーターの求人に学ぶ(汗)、ブラック企業の見分け方について。

さて、もう3か月もマスコミを騒がせ続けているビッグモーター(汗)
今や あの“ワタミ”もビックリなブラック企業No1の座を欲しいままにしておりますが、こういった企業に“就職しない”ためには、何に注意すればいいのでしょうか?
今回は、そんなお話です。

本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。

進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

【目次】

 

今回のターゲット

これから就職・転職を考えている方に ぜひ読んで欲しい内容です。
まあ、雑学として読んで頂いても面白い内容かとは思いますが(汗)

 

イントロダクション

さて、もう3カ月もマスコミにネタを提供し続けているビッグモーター、ブラック企業と言えば 今やあの“ワタミ”を抜く(!?)勢いです…
マスコミは、ビッグモーターとジャニーズさえマークしておけば、ネタには困らないのでしょうね!?

さて、ビックモーターの求人については、以前 このブログにてチェックしたことがあります。
car-emon.shop
今のブラック企業ぶりからすれば、”それほど異常”とは思えない内容ではありましたが、よくよく見れば注意点はもちろんあります。

今回は、その辺りについて述べていきたいと思います。

なお、情報のソースは7/20時点のリクナビ2024、リクナビNEXTとなりますが、現在は既に“非公開”となっております(涙)

それでは、本題です。

 

Ⅰ 公開されている情報が少ない企業は避けましょう♪

求人票をチェックして、1番気になった点がこれです。
上場会社ではありませんので、公開されている情報が少ないのは仕方のないところですが、それにしても少なすぎです!
中小企業なら仕方なしと言えないこともありませんが、少なくとも“中古車業界大手”企業ですから、もっと公開するべきです。

特に、離職に関する情報(新卒3年離職率、平均年齢、平均勤続年数など)は全く公開されておりませんでした(悪すぎて公開できなかった!?)

とにかく、情報公開がしっかりしていない企業への就職・転職はパスしておいた方がいいです!
誰も“身元不明者”の方とは、結婚しようと思いませんよね!?
まず、この点に気をつけましょう♪

 

Ⅱ 給料形態がおかしな会社は避けましょう(汗)

情報公開の次に気になったのが、給料体系です。
基本“ブラック企業”の噂がある企業の求人で、一番注意すべき要素は間違いなく給料形態だと思います。
基本、“ブラック企業≒お金にがめつい”、というか下品な企業が多いと感じておりますので(汗)

さて、まずは新卒、次に中途の給料体系をみていきたいと思います。

1 新卒給料の形態

次の通りとなります。

・営業職 250,800円(固定残業制 42時間
 ※基本給172,400円+固定残業手当58,400円+一律手当20,000円
・店舗事務・受付職 246,200円(固定残業制42時間
 ※基本給168,900円+固定残業手当57,300円+一律手当20,000円
・技術職  246,200円(固定残業制42時間
 ※基本給168,900円+固定残業手当57,300円+一律手当20,000円
・コールセンタースタッフ 246,200円(固定残業制42時間
 ※基本給168,900円+固定残業手当57,300円+一律手当20,000円

1)固定残業制度

まず、気をつけたい点ですが、全ての職種で“固定残業制”が採用されていることです。
固定残業制ですが、“営業職”のような時間管理が難しい職種に採用されるのが適当と思われる制度です(少なくとも当相談所では、そのように考えています)。
それを時間管理がしやすい内勤職まで適応するのは“適当”とは言えないのではないでしょうか!?

実際、日本生命などは固定残業制度を採用する職種、採用しない職種と分けていますが、こういった使い方が正しいのではないでしょうか!?
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因みに、ビッグモーターとツーカーな(!?)損保ジャパンも全職種に“固定残業制”を適用しているようです(涙)

また、固定残業時間自体も42時間と多すぎです!
因みに、損保ジャパンの固定残業時間は15時間(この時間設定は”適当”と考えます)となっていますので、約3倍の残業時間となります…

営業職等で固定残業制度が適用されている分には問題ないと思いますが、それでも固定残業時間が長すぎる企業(40時間オーバーくらい!?)には気をつけておいた方がいいでしょう。

2)基本給の割合

次に気になる点が、基本給が占める割合です。
当相談所では、次の理由から給料形態は基本給率が高い方が良いと考えています。

・賞与の計算根拠は原則 基本給
・手当は景気次第で容易にカットできる

ですので、基本給が低い企業は避けておいた方が無難と考えます。

ビッグモーターの場合、基本給が占める割合が7割弱ですから、“基本給率低め”といっていいと思います。
まあ、もっと極端な企業もありますので、これをもって“絶対に避けるべき”とは言い難いレベルでもありますが…
ただ、少なくとも奨励する要素でないのは間違いありません。

2 中途の給料

次に中途の給料についてです。
なお、新卒給料で述べたことは中途給料にも言えることなのですが、重複となりますので ここでは触れません。

中途採用の月給例】
・店長候補採用(買取&販売業務)
 24万2900円~200万円(固定残業制)
・受付事務
 25万3600円以上(固定残業制)
自動車整備士
 24万2900円~200万円(固定残業制)

もう、月給の上限金額がおかしいですよね!?
自動車整備で“何をやったら”月給200万円も貰えるようになるのでしょうか!?
(だから保険金詐欺なの!?)
普通に考えて、おかしいですよね!?

こういった“当たり前”から、明らかに外れているものは避けるべきかと強く思います。
まあ、一攫千金を狙っている方には魅力的なのかもしれませんが、当相談所のポリシー「長く勤めることが出来る就職先を探そう♪」からは、絶対にズレておりますので…

 

Ⅲ 有給休暇取得日数

次に有給取得日数についてです。

・平均年間有給取得数 5.5日/年

まあ、法律的に問題ない数字ではありますが、大企業としては明らかに少ないです。
なお、最近調べた企業では10日オーバーは当たり前、15日オーバーも珍しくはありません。
まあ、ブログでは大企業ばっかり調べているので、その影響はあるとは思いますが(汗)

有給少なめをもって、“ブラック企業”と断言はしませんが、一つの要素としては押さえておきたい数字ではあります。

 

Ⅳ 新卒採用比率

次に新卒の採用比率についてです。

当相談所では、新卒の採用比率を企業状態を判断する要素の一つとして考えています。
この新卒採用比率ですが、多すぎても(離職率が高い!?)、少なすぎても(採用が失敗している!?)良くないと考えており、業界・業種で大きく異なるものではありますが2~10%程度が妥当では、と考えております。

そういった意味では、新卒採用比率13%は“それほどおかしくない”数値だったりします。
とういことは、この要素だけでは、ブラック企業かどうかを見抜くこと出来ないということです(汗)

冒頭で書きましたとおり“それほど異常とは思えない内容”とは、この辺りを指しています。
ブラック企業かどうかチェックするためには、複数の要素から判断する必要があるということですね。

 

Ⅴ 資本金と従業員の比率

次に資本金と従業員数の関係についてです。

「資本金÷従業員数」について、ビッグモーターを始め 最近ブログで取り上げた企業10社で計算してみたのですが、ビッグモーターが一番低い値となりました。

・ビッグモーターの資本金÷従業員数
 75,000円/人
 資本金 4億5,000(万円)※グループ計
 従業員数   6,000(人) ※グループ計

これ、ざっくり言えば「お金(≒モノ)は持っていないが、人は一杯いる」状態を指しますので、まあブラック企業らしい傾向かとは思います。

ただし、この値は業種によって大きく異なりますし、従業員数が単体ベースか連結ベースかでも異なりますし、従業員数の数え方(派遣やパート社員の扱い)でも大きく異なりますので、参考程度に見るぐらいでいいかと思います。

なお、今回「資本金÷従業員数」を計算した企業は次のとおりとなります。
→ビッグモーター、グッドスピード、損保ジャパン、カッパ寿司、ワタミ大東建託高砂香料工業、花王資生堂三井化学

 

Ⅵ おまけ(不祥事)

当ブログ内ではしょっちゅう述べておりますが、不祥事を起こす企業は繰り返す傾向が非常に強いです。
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「これだけ徹底的に叩かれれば浄化されるだろう!?」、なんて考えない方がいいと思います(汗)
因みに、以前ブラック企業No1と呼ばれていたワタミですが、“ホワイト企業”になったと話題になったことがありましたので、チェックした事があります。
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少なくとも当相談所的には“ホワイト企業”とは言い難いと思いましたし、私の知り合いや当相談所の利用者が就職の相談をしてきた場合は、必ず止めます(汗)

とにかく、不祥事を起こす(起こした)企業はパスしておいた方がいいというのが当相談所の考えです。

 

まとめ

以下に、今回の内容をまとめます。

・情報公開の少ない企業は避ける
・給料形態は必ずチェックする
 →残業制度、基本給割合、中途採用の上限値など
・有給取得数や新卒採用比率、資本金÷従業員数などもチェック
・不祥事を起こす(起こした)企業は避ける

まあ、これで完璧ってことはないのですが(汗)、少なくともこの位は見ておきたいところではあります。

なお、当相談所のサービス「企業チェックサービス」では、この辺りのチェックはしっかりしております

sites.google.com

気になる方は、ぜひ利用下さい♪

以上、ブラック求人の見分け方についてでした。

次回は、「鉄道業界の離職率等、14社をサンプルに調べてみました」の予定です。
それでは(^^)

(追伸)

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