ネット・キャリア相談所

「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”を支援しています。本ブログでは、これに役立ちそうな情報を週1回発信しています♪

平均勤続年数から理想の転職回数や年齢について考えてみました♪

転職支援、特に「長く勤めるととが出来る会社選びの支援」を生業としている当相談所ですが、大切にしている指標の一つが「平均勤続年数」です。
今回はこの値から、平均的な転職回数と理想的な転職年齢を考えてみたいと思います♪

本ブログを運営するネット・キャリア相談所と申します。
当相談所では「長く勤めることが出来る就職」をポリシーにライフワークバランスを重視したい20~30代の”会社選び”をオンラインにて支援しています。
気になる方は、下記ホームページまでアクセス下さい♪
sites.google.comホームページには、今までおこなった企業チェックのリンクほか、就職・転職に役立ちそうなことを色々まとめてあります。
一見の価値ありですよ(^^)

また、当ブログでは就職・転職に役立ちそうな情報について、週1回を目途に発信しています。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。

 

【目次】

 

今回のターゲット

転職活動に興味がある方、回数や年齢が気になる方にお勧めです♪

 

イントロダクション

さて、私が就職活動の支援やブログを執筆する際に参考にしている資料の一つに賃金構造基本調査があります。
これは、厚生労働省が毎年行っている調査の一つで、145種類に分類された職種毎の平均勤続年数や平均給与、平均残業時間等を知ることが出来ます。
賃金構造基本統計調査|厚生労働省

どれも重要な指標となるのですが、「長く勤めることが出来る就職」をポリシーとする当相談所としては、特に平均勤続年数は重要と考えます。
今回は、この平均勤続年数から平均的な転職回数と理想的な転職年齢を考えてみることがテーマとなります。

なお、R4年の賃金構造基本調査で最も平均勤続年数が長かった職種は「管理的職業従事者」(21.8年、これを勤続年数が長い職種ということには違和感はありますが 汗)、次点が「鉄道運転従事者」(20.1年)、逆に最も短かったのは「美容サービス・浴場従事者(美容師を除く)」(6.2年)、次点が「医師」(6.2年)となります。

因みに、平均勤続年数以外に当相談所が重要視している指標は、次のとおりです♪
離職率
・有給取得率
・新卒採用比率
また企業不祥事なんかも要チェック項目かと思います(汗)
詳細は下記リンクをご参照下さい。
car-emon.shop

それでは、本題に移ります。

 

1 平均勤続年数と転職回数

さて、R4賃金構造基本調査の全職種における平均勤続年数の平均値は12年程度です。
R3賃金構造基本調査の値もほぼ変わりませんので、ここ数年はこんな感じで推移しているものと思われます。

一方、労働者は概ね40年程度(最近は最も長い!?)働くことになりますので、単純計算で3回というのが平均的な転職回数となります。
実体験的にもいい案配かと思います♪

さて、少し見方を変えれば、これ以上の転職回数になると足を引っ張る可能性が高まるとも言えますので、転職回数は可能であれば3回以内に抑えることを意識した方が良いかと思います。
5回転職した私も実体験的にも3回目までの転職は比較的容易、以降は相当苦労していたりしました。まあ、これは転職した年齢も大きな要素であったりしますが(汗)

ですので、次の項目では、この3回の転職を何歳あたりで使うのが理想的かを考えたいと思います。

 

2 理想的な年齢を考える

さて、ここでは転職と年齢について考えたいと思います。
少し前まで転職年齢35歳限界説がささやかれ、最近は転職年齢の上限が語られるようなことはなくなってきたと感じています。
ただ、この「転職年齢35歳限界説」は結構的を得ていると思っていまして、”限界”とまでは言わないものの、この辺りを境にかなり転職が苦しくなります(実体験 涙)。
ということで、転職は35歳を目途に終わらせた方が良いとは思っております。

では、ここから転職回数と年齢について検討していきたいと思います。

1)1回目の転職(20代前半)

最初の会社に大きな不満があれば就職後1~3年で転職した方がいいです(もちろん、無理に転職する必要は全くありません 汗)。
よく3年は我慢した方が良いと言われていますが、本当に不満なら1年で良いかと思います(汗)
不満だらけで3年も過ごす必要はないかと…
ただ、仕事のサイクルは一通り見ておきたいので、1年は続けて欲しいとは思いますし、この1年間というのが「キャリア」として認めれれる最低条件かと考えます。

また、退職してからの転職活動は焦りを生じたり色々と良くないことが多いので、在職時に転職活動することを強くお勧め致します。

なお、この時期に行う転職はほぼ第2新卒と同様の扱いですからそれまでのキャリアはさほど重視されず、職種に縛られない転職が可能かと思います。
ただし、これ以降の転職はキャリアがものを言うようになります。
ある程度気軽に職種を選べる最後のチャンスですから、特に職種に関しては慎重に選ぶことをお勧め致します。

2)2回目の転職(30歳前後)

2回目の転職活動は、少なくとも5年は在籍した後にしたいところです。
一般に5年在籍すれば、そのキャリアは十分に認められますし、また在籍している会社の評価にも十分な期間かと思います。
もちろん、勤めている会社に不満がなければ これ以上転職する必要はありません。
ただ条件面に不満、特に給料面の不満があれば、転職を検討してもいいでしょう。
5年在籍して、給料が増えていく見込みが見えなければ、その後も期待薄ですので(汗)
ただし、この時点での年齢(おそらく30歳前後)を考えれば、このタイミングの転職は非常に重要ですから、慎重を期す必要があります。
また、条件面からの転職はありかと思いますが、ここで大きく職種を変更するような転職は止めておいた方がいいでしょう。
この年齢での転職は、「キャリア」が非常に重要視され、これを無視した転職は、勤務条件(特に給料)が買い叩かれますから、よほどのことがない限りは避けた方がいいです。
「経験不問、未経験歓迎♪」なんてもってのほかです!

このように整理してみると、平均は3回ということですが、2回程度で程度で収まるのが理想かもしれませんね…
年齢を考えれば、打ち止めにしたいところですし。

3)3回目の転職

3回行うのであれば、転職のお勧め期間は35歳までですので、その間にすることをお勧めです。
基本的な考え方は上記「2)2回目の転職」を参照していただければと思います。
また、回数的に恐らく年齢的にも打ち止めにしたいところですので、慎重×2ぐらいの気持ちで活動するのが良いです。
ただし、焦りは禁物です。
ですので、金銭面等の不安が生じにくい「在職しながらの転職活動」をお勧めします。
また、当相談所のような「その道のプロ」を活用するのも有効な手段かと思います♪

因みに、シニア(40歳後半以降)の転職は全くお勧めしませんが、この年齢での転職でものをいうのは、能力でもキャリアでもなくコネかと思っております( ゚Д゚)!

car-emon.shop

 

まとめ

新卒からさほど経っていない時期の転職は職種重視、30歳前後の転職は自分のキャリアを考慮しつつ条件重視というのが良い気がします。

また、転職のお勧め年齢は35歳程度、転職回数は3回以内で押さえると色々上手くいくことが多いと思います。
もちろん、35歳以上、転職4回以上でもよい転職が出来なくもないですが、色々大変ではありますので、相当頑張らならないかとは思います(経験者 汗)

以上、平均勤続年数と転職回数についてでした。

次回は、「内部告発件数と求人・勤務条件について( ゚Д゚)!」の予定です。
それでは(^^)

(追伸)
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