前回のブログで“内定が出ない人の共通点について【新卒編】”をアップしました。
年齢や職務経歴といった要素がない新卒については、またこれに近い第2新卒についても、この内容で十分参考になると思います。
ただ、中途採用の場合は、そう簡単ではありません。
今回は、この辺りを考えてみることにします。
本ブログを運営する“キャリえもん”と申します。
進学・就職・転職・採用等をテーマにブログを運営しております。
みなさんとって、当ブログが少しでも有益なものであれば幸いです。
今回のターゲット
全年代の転職希望者、および将来転職するかもって考えている方々です。
また、現在転職したい方はモチロンなのですが、ぜひ若い方にも“将来の参考”として読んで欲しい内容です♪
イントロダクション
私ですが、20代から40歳ぐらいまでに7つの職に転職しました(涙)。
上手くいった転職、難儀してしまった転職、両方とも経験しております。
そこで、“中途の転職ならでは”のポイントを4つほど挙げて、“中途採用が上手くいかない要因”を整理してみたいと思います。
なお、冒頭にも書きましたが、20代前半の転職は、前回の“新卒編”を参照にして貰えれば十分だと思いますし、バリバリの中途組も“新卒編”の内容が十分にクリア出来ていなければ、やはり上手くいかないと思います(汗)
今回は、“新卒編”の内容はクリア出来ていることが前提となります。
1 年齢
年齢の要素は大きいです。結論から言えば、35歳あたりを過ぎると内定は極端に出にくくなります(涙)
私、大したキャリアがあった訳ではないですが、35歳くらいまでは、それほど転職に苦労しませんでした。
しかし、それ以降は大変苦労しましたし、就職出来ても“就労条件”(≒お金とお休みの条件)が極端に悪くなったりしております(涙)
どのくらい悪くなったかと言えば、35歳から40歳位までに2回転職したのですが、その間に年収が半分、休みは2/3程度になりました(汗)
35歳以降の転職は、極力避ける方が無難と思います。
2 能力
ここで言う能力とは“業務遂行力”というよりは、入社試験で測れる筆記試験やコミュニケーション力を指します。
特に中途の場合、新卒のように筆記対策をして試験に臨む人は少ないようで、これで不合格になる人が結構います。しっかり対策はしておきましょう♪
と、偉そうにいっておりますが、私自身 筆記で転職試験を何度か落ちました(涙)。対策として、どうしたかといえば、悔しかったのでSPIの参考書を買ってきて1冊まるまるがっつりやってみました♪ 以降、筆記ではほとんど落ちなくなりましたので、これはやったもの勝ちだと思います♪
ただ、”能力”については、どちらかといえば若年の転職で重要視されるケースが多く、それ以降はそれほど重要視しないケースも多々あります。
逆に言えば、若年層の転職は新卒同様「筆記と面接が良ければ」意外にどうにかなりますが、以降はそれが良くても、上手くいかないということです(;゚Д゚)
3 キャリア(≒職務経験)
20代後半~30代後半では、これがものをいいます。今までのキャリアから外れた業種・職種を受けている場合、上手くいかないケースが多いです。
これも“業務遂行能力”(≒何が出来るか)の問題ではなく、“今までに何をやってきたか”が重要視されます。口頭で“この仕事出来ます!”と言っても、なかなか信用されるものではなく、そのエビデンスが“キャリア”になるからです。
キャリアから外れた、要するに未経験(もしくはそれに近い)の業種に転職するのは、難易度が極端にあがりますし、この年代の未経験Welcomeな業種(企業!?)は、かなりの高確率で“ブラック”ですし、私のように“就労条件”で極端に買い叩かれることになります(涙)
20代後半~30代後半の転職は、原則積み上げてキャリア以外には手を出さないことが原則です。
4 コネ
以前のブログに書いたことではありますが、高齢者の転職は、もはや“能力”でも“キャリア”でもないと考えます(;゚Д゚)
仮に上手いこと転職出来ても、その中で上手くやっていくには、コネがあった方がいいというのが私の考えです。
逆に若年層であれば、コネは“邪魔臭い”だけのような気がしております(;゚Д゚) 普通に活動して転職出来るはずですから、余計な人間関係に縛られる必要はないのではないでしょうか!?
(おまけ)起業について
コネがないシニア層はモチロンですが、他の年代の方も“起業”を視野に入れていいのではないでしょうか!?
ただ、簡単なものではありませんので、しっかりした準備とリスクコントロールは必要だと思いますが、自分のコントロール出来ないところで転職が上手くいかないのなら、検討する価値はあると思います♪
まとめ
転職の場合、年齢によっても求められるものが大きく変わります。内定が上手く貰えない場合、自分の年齢と突き合わせて“何が不足”かを、まず考えてみるのがいいと思います。
また、35歳以上の転職は、極端に難易度があがりますから、転職するのであれば(出来れば避けた方がいい)用意周到に当たるべきかと考えます。
因みに、“転職・年齢の関係”については、下記ブログに詳細をまとめておりますので、参考にしてみて下さい♪
次回は、「ハローワークの求人について」についての予定です♪
それでは(^^)
(追伸)
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